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ではコナン君が実験を披露してくれます!!
やり方は簡単!蝋燭の尻に竹ひごをめり込ませて、日本の蝋燭を真っ直ぐになるようにくっつける。次に本の上に立てた蝋燭2本の頭に穴を開けて、その両穴に竹ひごをはめる。
コナン「ホラ!蝋燭のシーソーの出来上がり!!」
あとはくつっつけた蝋燭の両端に火を付けれれば、先に蝋が垂れた方の端が軽くなって上がる。反対側も同じ法則で軽くなって上がれば...繰り返し上がって下がるやじろべえのようになるという訳だ!!
コナン「んで、片方の火をこうやって本を立ててフタをして灯りを遮ると...上下する火は片方だけになって、ほら後ろ見てみろよ!
テントに映るオレ達の影も上下してるだろ?」
「「「ホントだー!」」」
あとは寝ている被害者の両手を、頭の後ろで組ませて座椅子に座らせ被害者の犯人が見えないようにバッグか何かを側面に置いておけば.....スクワットをしている様に見える。
黒田「つまりVの字に焦げたあの雑誌は、蝋燭の片方の火を遮断するために立てかけていたノートPCの上に被らせていたから、最初に火がついた時、内側だけ火にさらされてあんな奇妙な焦げ跡が残ったというわけか。」
『じゃあ溶けてぐちゃぐちゃに合わさってたあの錯乱した蝋燭は、この仕掛けの傍においてトリックに気付かせないため??』
黒田「恐らくな。あとは火を消すフリしてノートPCに水をかけて倒せば...トリックの痕跡も灰燼に帰すわけか」
『じゃあ、段野さんが言ってただんだん動きが早くなるスクワットはやじろべえの原理で上下の動きが激しくなったとして、床に布とか適当に敷いておけば...』
ボッ!!
そのタイミングで、蝋燭の先端下にタオルを置いたコナン君。見事に火は着火した、哀ちゃんが直ぐに水で消した。
灰原「危ないから真似しちゃダメよ?」
「「「はーい!」」」
どこまでも可愛いかよ探偵団、、!
まぁ、そうなると3人の話を聞いた通り、テントへ行った時明かりが点いてなくてテントを離れて振り返ると、被害者が明かりをつけてスクワットをし始めたと言っている...
弓長「芦沢純人さん、アンタしかいませんねぇ?」
名指しされた芦沢さんは、目を見開いた。
段野「ま、マジか!」
古岡「本当なの芦沢君...?」
芦沢「ち、違ぇよ!!だって漆原のテントには入り口のファスナーが下まで降りてて、鍵までかかってたんだろ?」
『右の肘の汚れ...』
芦沢「ッ!?」
焦りの表情を浮かべた芦沢さんに、一歩近寄る。
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月10日 21時