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段野「話し掛けてもただ黙々とスクワットしてるだけで、ヘッドホンで音楽でも聴きながらやってんのかと思ったけど...今思えば俺の声が、聞こえてたかもしれねぇな。
アイツ...「早くあっちへ行け」って言わんばかりにだんだんスクワットの動きを激しくしてたからよ。」
コナン(だんだん動きを激しく...?)
『.....。』
その単語に眉を顰めたコナン君を横目に、私は証拠品がある燃えカスとなったテントの場所へと向かう。
後ろから唯も着いて来た。テントの前でしゃがんで、穴の空いた跡がある蝋燭とVの字に焦げた跡がある雑誌を見る
緑川「何か分かったのか?」
『嗚呼...。段野さんの言う「だんだん動きを激しく」って発言でスクワットのトリックは分かったよ。』
緑川「なるほど...だとすれば、被害者は最初から酔っていて眠らされていてそのままテントと共に燃えたって所か?」
『多分な、恐らくテントの中でスクワットしている様に見せたトリックは__』
若狭「お二人共」
「『ッ!?』」
バッと後ろへと振り返る。
そこには膝を曲げて、笑みを浮かべている若狭先生がいた。ウソだろっ、近付いて来る気配が全くしなかった.....。でも何で?なんで態々気配を消して来た、、?
若狭「何か見つけたんですか?」
『あ...いや、まぁ...はい。スクワットをする回数がどんどん増えたという単語で...ちょっと気になる事があって』
若狭「へぇ、どんな事です?」
『...このVの形で焼け焦げた跡は多分、このノートPCを立てて、なんていうか...っ、やじろべえ.....みたいな感じで蝋燭に火を...付け、た』
や、やばい、、言葉がどんどんッ...
黒田「御三方、」
『!』
その時、コナン君達と共にバスケ部の3人から話を聞いていた黒田管理官が私達に向けて声を掛けてきた。
黒田「この子達が、寝ている人にスクワットをさせて、火を付けさせられる実験を思い付いたそうなので見てみませんか?」
『な、何それ!?み、見る!見る見る!わ〜い!!』
緑川「さすがコナン君、何か思いついたのかな?」
怖かったぁ〜っ!!! マジで兵衛しか勝たん!若狭先生怖い!!何が怖いかって、、もっ...ね?何かとにかく怖いんだよ!あのヒロですら口篭って、完全に警戒して構えてたし!!
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月10日 21時