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『よし帰る』
ガシッ!!
緑川「待ってよ汀紗ちゃん」
速攻で背中向けて去ろうとした、私の腕を掴む唯。
緑川「置いて行くの?友達である俺を置いて行くの??」
『時にはその友達を見捨てて行くのも友達だって、前に言っただろ?悪友ってやつさ!!』
「『.....。』」
ザッー!!←
緑川「お願いだから俺を置いて行かないでっ!」
『いやぁ〜!!帰る〜!!!帰る方法無いけど帰るんだァッ!!!徒歩でも良いから帰る!!嫌です!!!!』
私が親しいのは“兵衛さん”であって、管理官じゃない!
黒田「だが一目で状況は把握した。」
「『ッ!!』」ビクゥッ.....!
その言葉で自然と私と唯の足と言い争いは止まり、黒田管理官の方へ足を向けてビシッと背筋が伸びる。それを一瞥した黒田管理官は若狭先生の方へ目を向け、呼び掛けた。
黒田「警察を呼ぶとしよう。よろしいか?若狭留美先生」
若狭「.....。」
啀み合う様に、見詰める2人を私の隣で唯は眉を顰める。
『唯?』
緑川「...いや、何でもない」
公安として何か思い当たる節があるんだろうけど...ここでは何も言ってこないだろうな。緑川唯だしね、警察に通報を入れてやって来たのは火災犯の弓長警部!
火元はランタンに使っていた蝋燭で、倒れたはずみにマンガ本や衣類にも火が移り、座椅子に座って寝ていた漆原さんを巻き込みテントは全焼...。
弓長「被害者はかなり酒を飲んでいた様ですし、テントの出入口のファスナーもこの通り...しっかり下まで閉めきられていて施錠までされてたみたいですしね」
黒田「事件性はないという事か」
弓長「えぇ、恐らく事故だと.....」
コナン「でもさー、おかしくなーい?」
すかさず死神参戦()
何故か、この原作回だけコナンは黒田管理官と若狭先生がRUMじゃね?って怪しんでたのにも関わらず...どんどん妙だと思った部分を指摘したアホなので、今回ばかりは汀紗ちゃん仕方なく探偵になりやす!
緑川「行くのか?」ボソッ
『嗚呼、唯は子供達見てて』
緑川「分かった。」
私はコナン君と弓長警部と管理官の元へ向かう。
『確かにコナン君の言う通り変なところあるよね〜!』
黒田「ほう...何処がだ?言ってみろ。」
あ、ちょ圧かけるのやめて!イジワルしないで!!
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月10日 21時