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そして、険しい山道を登ったり下ったりして体力も体もボロボロになり気付いた頃には夕方が過ぎていた...。
ザッ...
『あ...ゆ、唯、、、。ひ、人の気配が...する...』
緑川「ほんと...だ...。煙が上がってる、、焚き火...かな?」
最後の力を振り絞って、緩い斜面を下りて開けた広場の入口に足を踏み入れた。
ザッ__!!
コナン「うわっ!? ...って、え?汀紗...姉ちゃ__」
『..........コナンく...』
ドサッ!!
コナン「え!? ちょ、オイ!!!しっかりしろ!!?」
なんでキャンプ場にコナン君が??そう思いながらも気力を使い果たした私は力無く、顔面から地面に倒れた。後ろの方から眼鏡を掛けた唯も脱力しきった顔で出て来た。
そして、私の身体を揺するコナン君の存在に気が付いた。
緑川「はぁ...はァ...あ、あれ...?コナン君、、なんでここに...?」
コナン「緑川さん、、。2人こそなんでキャンプ場に...」
コナンくんの問い掛けに唯は少し間を開けて、言い訳苦しそうに口を開いた。
緑川「...実は俺たちキャンプに来てて、焚き火を取りに林の中入ったんだけど迷っちゃって.....」
コナン「.....。の割には全身ボロボロだし、手の平とか両膝にもびっしり土の汚れの跡が付いてる。何より2人ともキャンプに来る服装では無いよね?」
唯の服装、ラフなスーツ。私の服装、要請の時に着る服
緑川「...(汗)」
コナン「本当は何があったの」ジトォー
『コナン』
コナン「何?」
『錦座デパートのアイスコーヒーとレモンパイ奢る』
コナン「待ってて!今タオル持ってくるから!」ダッ!!
緑川「ありがと、、コナン君...。」
『まぁ察しが着いてるから、乗ってくれた迄だよ。』
緑川「やっぱ...そうだよね...」
苦笑いした唯と共にその場に座り込み、少しするとタオルを持って来てくれたコナン君と一緒に着いて来た哀ちゃん。...哀ちゃん???
『もしかして少年探偵団の皆でキャンプ?』
灰原「えぇ、あとは“若狭先生“も一緒に」
私と唯はコナン君からタオルを受け取り、汚れを落としながら哀ちゃんの話を聞く。
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月10日 21時