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萩原「なっ、どッ、、えっ?えっ??何?なになになに!?どうしたの汀紗ちゃんっ!?」
緑川「あ、、な...なんかあった、、??」
松田「安室に酷い事されたのか!?」
安室「何でそうなるんですか!!!」
伊達「まぁまぁ、お前ら落ち着け。でもホントにどうしたんだ汀紗?」
『ズッ.....んっ...ううんッ、何でもないっ.....ただッ、今のこの瞬間が当たり前になってて...ッ、独りだった“安室さん”のこと考えてたらっ、、』
そこでピタリと声も慌てる動きも止まった5人。
安室「..........ふっ、泣かないで.....いや、泣くな汀紗」
『っ...ゼロ、、』
名前を呼ばれゼロの方を見上げると涙を優しく拭われた。
降谷「“汀紗の事を護る”...それは約束を交わしたあの日から今も一度も忘れた事はない。僕らは汀紗の涙に弱いんだ
だから、泣かないで笑ってくれー。」
『..........。』
──たくさん、わらう子にそだって欲しいな。
『とう...さん..........?』
降谷「へ?」
『...今なんて言った?』
「「「「「父さん。」」」」」
んー、、んっ!(語彙)
『なんかミスって言ったお☆ あ、別にゼロがパパとかじゃないからね!うんうん!じゃあ珈琲オカワリ!!』
降谷「汀紗」
『...。』
降谷「.....丁度いい機会だ。今まで聞いた機会は何度かあるが全て上手い具合にかわされた内容...
“お前の前世の過去に着いて、話してくれ”────。」
真剣に向けられたゼロの...5人の表情ー。
『はぁー、言わなきゃだめ.....?』
松田「逆に言えねー訳でもあるのか?」
『...別に、無いわけじゃないけど...何となく嫌じゃない?過去のことを話すの、唯ならこの気持ち分かるでしょ?』
緑川「え、あ.....うん。まぁ、、、、って、え?」
そこで察しが着いたのか唯...ヒロは顔を青くした。その態度で残りの4人も察した様子で、眉を顰めて汗を浮かべたのが見えた。
『まぁ、そういう事ですね。わたくし八宵汀紗ちゃん前世に父と母いらっしゃりません。私が産まれたと同時に交通事故に巻き込まれて死んじゃった...』
降谷「..........聞くんじゃなかった。」
『おいなんだよ切羽詰まった様子で言い逃れすんのは許さねぇ見てーなオーラ出しときながら、それはねーだろォッ!!!ꐦ』
思わずガタンッと椅子から立ち上がる。
班長に宥められたので着席した。そこからは誰も喋らなかった、まぁ...言っちゃったし全部昔話っぽく言っていいよね?
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月10日 21時