検索窓
今日:204 hit、昨日:71 hit、合計:16,634 hit

1166 ページ17

 



ゴ ︎︎ゴ ︎︎ゴ ︎︎ッ ︎︎、 ︎︎、 ︎︎ギシッ、、パキッ、、!



『ん?なんか下の方からめっちゃやな音するんだけど』



バキッ、バキッ、、バキッッ、!!



次の瞬間、破損音と共に皐月堂が大きく傾く。

阿知波「うわぁ!!」

服部「ッ!!」

服部は階段から落ちてきた阿知波を支えると同時に、階段の手すりに寄りかかった。紅葉もとっさに手すりを掴む。


和葉「きゃあああ!!」


けど和葉は掴む所が無く、回廊を滑り落ちていった。


服部「和葉あぁぁっ!!!」


崩れてきた瓦礫と共に滑り落ちた和葉は、回廊の手すりにぶつかって止まった。


服部「和葉!大丈夫かっ!?」


和葉「うん。でも、うまく立てへん、、!」


一方、かるたの箱を抱えながら回廊を転げたコナンとそれに巻き込まれて倒れた私。

バイクにぶつかり、手すりまで滑り落ちた。


『痛てぇよ、クソガキ』


コナン「わ、悪ぃ...」


仰向けの状態で、コナンは私の腹の上から起き上がる。それと同時に胸の前で抱えて、手すりの間をすり抜ける。

そのまま身体能力で、エレベーターシャフトの壁に飛び移った。コナンは私から降りて服部達を振り返る。


コナン「みんな、早く!エレベーターに!!」

『崩れんぞ急げー!!!』


それを聞いた服部は、手すりにつかまる紅葉に声をかけた。


服部「紅葉!早よよ行け!!」

紅葉「え、えぇっ、!」


階段でうなだれている阿知波にも声をかける。


服部「早よ立ちぃ、行くで!!」

阿知波「私はいい。置いていけ.....」

服部「アホ抜かせ!



まだアンタを死なせるわけにはいかんのやー!!」



服部の言葉に、阿知波はハッと顔を上げた。


コナン「紅葉さんこれを!!」


コナンはエレベーターに乗り込む紅葉にかるたを預け、阿知波がやって来た所で同時にエレベーターシャフトの中に入り、エレベーターのカゴの上に飛び降りた。

カゴの中央にサスペンダーとワイヤーを取り付ける。すると突然、エレベーターシャフトが大きく揺れてカゴが下がっていく。


『っ、!定員オーバーか...!!』

コナン「頼むっ!まだ落ちないでくれ.....!!」


天井を通る鉄骨にサスペンダーとワイヤーを掛けようとした瞬間...エレベーターのカゴが激しく揺れて、一気に落下した。
 

1167→←1165



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MN | 作成日時:2024年3月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。