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阿知波「私の負けや、全て自供しよう...。
その代わり皐月会のかるたを証拠とするのは、やめてくれないか。それは皐月会にとって＿＿」
『なんだよ、まだ隠し事すんのかよ...？』
阿知波「えっ？」
コナン「そうか.....。どうしても理解できないことがあったんだけど、その態度でよくわかったよ。このかるたについている指紋って阿知波さんのじゃないよね？」
阿知波「いや、私だ。私の指紋に間違いない！！」
声を荒げた阿知波会長。明らかに狼狽している様子を見て服部は「確かに...」と口を開いた。
服部「今回起きた一連の事件は、アンタと海江田の仕業やけど、全ての発端となった5年前の名頃さん殺しはアンタやない！」
コナン「皐月さんだよね？」
阿知波「！！」
阿知波会長は階段の手すりに手をかけてうつむくと、ぽつりと話し出した。
阿知波「.....5年前のあの日、私が帰ると皐月は名頃の返り血を浴びて立っておった。その光景を見て、私は全てを悟った。名頃が勝負を挑み、皐月が破れたことを.....読手には私が保管していたカセットを使ったようだった。
この意味がわかるかね？」
顔を上げた阿知波会長の目には涙が浮かんでいた。
阿知波「それは、皐月が練習するため何度も聞き込んだものだ。もちろん何パターンもあるうちの一つやから、皐月は読まれる札の順番をある程度記憶していた」
阿知波会長はドンッ、と手すりを叩いた。
阿知波「圧倒的に有利な状況やったんや！にもかかわらず皐月は敗れた.....。名頃の実力は私達の予想を遥かに超えとった。皐月の感じた恐怖はどれほどやったろうか...
翌日の試合で屈辱的な大敗をすることは確実だった。その恐怖が彼女を犯行に走らせてしもうた...皐月はそれ以来、人としての感情を失い、皐月会の運営からも次第に遠ざかっていった。
そして、2年前に病気で死んでしまったんだよ、、。」
阿知波会長は話し終えると、着物の袖に手を入れた。
取り出したのは起爆スイッチ...
阿知波「これが真実だ。なぁ、わかってくれ」
コナン「なッ、！よせｯ!!」
服部「やめるんや！！」
『.....。』
両手にワイヤー手袋を填めて、何時でもいいように構える
阿知波「みんな名頃のせいだ。あの男が皐月を辱めなければ、こんなことには.....」
紅葉「辱めたくなかったから！！
前の日に名頃先生は行ったんやと思いますけど...？」
その時、紅葉が一歩前に出た。
紅葉「以前、名頃先生に訊いたことがあるんです。何でそんなに皐月会を目の敵にしてはるんですか...って」
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (
レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月10日 21時
