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それに驚愕した毛利家。
...なんだろ、別にいいんだけど。もうみんな首程度じゃ叫ばないよね。胴体の方は諸伏警部が発見していて、橋の下に砕かれて燃やされていたらしい。...だからグ ロいて!!
すぐに鑑識さん達が到着し、さっきの刑事3人もやって来た。遺体の状態からして燃やされたのは半日以上前だと推定する敢ちゃん。
大和「しかし何で首だけ、さっき俺が橋から川を覗いた時に流れて来たが...」
『橋の欄干に...』
「『吊るしてたんじゃね?/じゃない?』」
私とコナン君の指摘に、目がそちらに向いた刑事たち。欄干部分にはヒモのようなものがぶら下がっていた。普通にさっき飛び降りた時に目に入った、
コナン「きっと犯人は袋みたいなのに首と血糊を入れて、時間が経つとヒモが切れて川に落ちる仕掛けをしてたんじゃない?ドボンって落ちる音もしてたし間違いないよ!だよね?汀紗姉ちゃん!」
『おうよ!』
蘭「でも、汀紗...なんで血糊だって?」
『首を吊るしたのと遺体が燃やされたのが同時刻ならモノホンの血はとうに固まって流れないからな、、、え?流れないよね?合ってますよね??』
高明「えぇ。汀紗さん変な所で危惧になりますね」
『そりゃー知り合いの友達刑事から得た知識くっちゃべってるだけっスから!一応モノホンの刑事さんに確認を取ってなんぼでしょう??』
「まぁ」と相槌をする諸伏警部の傍で呆れ顔のコナン君()
すると被害者の首を見ていた鑑識さんが、額に不自然な血が着いていた為、ルミノール液をかけてみたら妙な跡が見つかったと言う。
「これ...アルファベットの「X」なんじゃ、」
大和「いや、Xじゃねぇ! 何かの動物の足跡みてぇな」
高明「鳥でしょうか?」
大和「バーカ。鳥は前に3本、後ろに1本だろ?」
「啄木鳥だよ───。」
コナン「!」
土手の上から声がして、見ると立っていた隻眼の大男...。
「啄木鳥はその習性から、しっかり木に留まんなきゃならない。だから足の爪がX状になっているんだ。知らないのか?」
高明「黒田捜査一課長、」
コナン(せ、隻眼の大男───っ!?)
【黒田兵衛(50) 長野県警・捜査一課長】
『.....ねぇ敢ちゃん』
大和「ん?」
首の前でしゃがんでいた敢ちゃんに小声で声を掛ける。
『この人が、さっき言ってた一課長?』
大和「あぁ、驚いたか?」
『うん。バチクソイケボイケオジで驚いた』
大和「何言ってんのか全然分かんねぇ、、」
『敢ちゃんもオタク用語学びな!』
k学組レベルになると「ぬるぽ」の意味分かってるぞ()
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sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時