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園子「ウソ!?部屋が全部埋まってる!?」
スタジオに入り、受付カウンターで部屋を借りたいと頼んだら...満室でした〜。
園子「じゃあ借りられないの!?」
「1時間待って頂ければ空きますけど...」
安室「まあ1時間くらいなら待ちますか?
地下に休憩所もあるようですし...楽器を借りておけばコードや単音で曲の雰囲気ぐらいは教えられますしね」
世良「へぇー、アンタ ベースもできるんだ...?」
安室「ええ...。君の兄の友人より上手いかどうかは、保証できかねますけどね」
『...ハァ』
なんか...私の立場複雑過ぎる所にいるな。まぁ口挟む気は無いですね!絶対めんどくさいんで!!
早速 地下の休憩所に移動して練習開始!向かいでは世良がベースを構え、ドレミを弾いている。
蘭「世良ちゃんすごーい!!」
園子「やるじゃん!」
世良「ただドレミを弾いただけだって...まあ、兄貴の友人に教わったのはこれくらいだけどね」
安室「ベースを教えてくれたその男の顔...覚えてますか?」
世良「まぁ、なんとなく...でもどうしてわかったんだ?その友人が男だって」
安室「まあ、なんとなく...。」
キュルッ_
『何2人して睨み合ってんの〜。世良の“兄貴”呼びから考えれば、普通にそのお友達が男だって思考回路に誰でもなるよ。ねっ?透!』
安室「えぇ」
なんとなくという言葉で片付けたあむぴに一言付け足し、私はギターの弦のセットが完了した。それを見ていたコナン君が「なんか弾くの?」と聞いてきた為 即興しちゃおうかな!?
『ええよ!あの動画とは違う曲 歌って弾いてあげる』
蘭「ほんと? 楽しみ〜!!」
『ふふっ〜。
...スゥー』
弦に指を置いて、歌おうとした時私たちと同じ地下休憩所を使っていた4人女性グループの一人が声を上げていた。
「もォーみんな気合い抜け過ぎじゃないの!?ライブまであと一週間しかないんだよ!?」
それを片耳に入れながらも、弾いて歌を始める。
『真実はいつも一つ...♪』
蘭「わぁ...!」
園子「すご〜! 汀紗そんな渋い声出るんだ!!」
世良「ギターの弾き方といい、歌声とか歌詞も素人って言葉で片付けていいレベルじゃないな!」
安室「.....綺麗...。」
コナン「!」
透の心の底から出たであろう呟きに、コナン君は目を見開いていた。あ、ちなみに曲は安室の女の国歌 零 ーZEROーです!!
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sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時