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園子「んじゃ、世良ちゃんはベース!蘭はキーボードやってくれる?」
蘭「いいけど、このバンドどこでお披露目するの?」
園子「年末、この米花町でやるカウントダウン演芸大会に出場して...見事優勝をかっさらうっていう寸法よ!!」
バサッとフライヤーを掲げた園子。
世良「けどさ、バンドならギターがいるんじゃないのか?」
園子「フッ、、ギターなんて誰がやるのか最初から決まっていたわよ。
それはアンタよ 汀紗!!」
『チュゥ〜〜〜.....ズゴッ!! あ〜コーヒーうめぇ。』
園子「いや反応っ!!!」
なんて言いながらこっちに駆け寄って来た園子。
園子「私見たわよ!昨日のアンタの動画!超クオリティの高い路上ライブが数十分だけ開かれたって鬼バスってたんだから!!」
スマホを操作して、画面を私に見せてきた。
『あーうん。金欠だったから金稼ぎちょっとね、』
世良「へ〜凄いな汀紗君!こんなプロみたいなギター弾けるんだな! 歌も超上手いし!!」
スマホを覗き込んできた世良も私を絶賛したうれぴ。
蘭「相変わらずなんでも出来ちゃう子で(汗)」
コナン(ギター...それが出来る人物が知り合にいるのか?)
みたいな顔してるコナン君、普通にこの世界のプロのバンドさんの能力利用しただけです。ヒロやあむぴもここまでは流石に出来ません()
園子「ねっ! ねっ! ギターってどんな感じ??やっぱり練習すればすぐ弾けるようになる〜?汀紗みたいにジャジャーンってさ!」
「んじゃ、弾いてみろよ!」
『ん?』
園子の問い掛けにかなり練習は必要だと答えようとした時、隣に座っていた男性のうちの一人がニヤニヤしながら口を挟んできた。
「俺のギター貸してやるからよ。携帯アンプに繋いだから...音はすぐ出るぜ?」
園子「えっ、あ...」
ギターを受け取った園子は戸惑いながらも弦に手をかけるが、まぁ、うん。引けてない、、
「何だ、出来ねぇじゃんよォ!」
「弾けねぇのにナマ言ってんじゃねぇよ!JKがよォ!!」
園子「ぅ...」
野郎の言葉に涙目になっていく園子。
チッ、よくも園子を...!!確かに舐めた言い方をした園子にも比はあるけど、残念ながら私はレディーファースト主義(美人限定)なんでなァ!!!
ギター叩き割ろうと椅子から立ち上がろうとしたとき、安室さんが先に動き園子からギターを受け取った。
安室「貸して」
園子「え?」
ピックを手に取り、鮮やかな指使いで弾き始めた。
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sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時