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コツッ、コツッ、コツッ、
ジン「...」
ウォッカ「バラしやすか?」
ジン「...そうだな」
アレがどんどんコッチに来てるからァ〜〜〜!!!
とりあえず掴まれた手を払い、距離を取ろうとした時 背後の何かにトンと背中が当たった。
...まさか、、っ!
ジン「...」
ア゙ア゙ア゙ア゙!!!来ちゃったよジンニキ!脚長ぇなテメェ!どんだけ歩幅あるんだよ!?さっきまで反対側の道にいたよね!?どーしよ早くこのスカウトマン遠ざけないと死んじゃうッ!!!
『あ、あの!連れも来たのでっ、!失礼致します!』
片付け終わったギターの荷物を纏めて、ジンのウォッカの手を引いてその場を去ろうとしたがまだ諦めがついてないのか「ちょっと待って!」と声を上げてきたスカウトマン
やめろ!その一言で__((ガチャ!!
『ッ...!』
「え?」
周りの通行人からは見えない角度で銃口をスカウトマンに向けたジン、もうダメだ...(泣)
ジン「しつこい男は女にモテねェぞ。」
「エッあ、えッ...?」
『おじさん。』
「!」
『スカウトマンなら、そういう人間とただの人間...見分けられるぐらいの能力は身に付けときな。今後の人生の為にも...ね?』
それだけ言い残すとスカウトマンは真っ青な顔色で棒立ち状態になり、ジンは銃を懐にしまったので私たち3人はその場から立ち去った。
──────────────────────────
『すいませんでした...』
レンタルのギターを返した後、車に乗り込み私は二人に謝罪した。
ジン「ァ?何に謝ってんだよ?」
ウォッカ「兄貴、特定しやした。あのスカウトマンこの事務所の人間です」
ジン「よし。潰す__((『ねぇごめんって謝ってるじゃん!!!それに謝罪してんの私!!!』
だから、なんでテメェが謝罪してんだよ。」
『その事務所を潰すなって言ってんの!!!駄目だからね!?私の目に入る所でアンタらの手によって誰かが殺されるのなら私はソレ止めるから!!』
ジン「.....そういうヤツだったな、汀紗は。」
『わっ!』
後部座席から身を乗り出して車を運転しているジンに反論していたら、そのまま頭をわしゃわしゃと撫でられた。なんか丸め込まれた感じがして解せぬ。
でもこのジンの表情は殺らないって顔...
『...もっと撫でて』
ジン「運転中」
『じゃあウォッカ。』
ウォッカ「失礼しやすよお嬢〜」ワシャワシャ
『ふふっ♪』
ちなみに、缶に入ってたお金は5万近く...いやエグwww
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sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時