【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する ２１

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『てかちょっと離れたら？今どきの若もんはすぐスマホ構えて動画撮ってSNSに上げたがるから』

ジン「...」

私のいる反対側の道へと離れて行ったジンニキ達、まぁこっちの方が私も集中出来るんでね！さて推定でも万超えたら稼げたもんよ〜!!


『通行中のみなさ〜ん！路上ライブやるんで暇だったら足止めて聞いてって下さ〜い！』


適当に横を通る通行人たちに呼び掛ける。まぁこれで足を止める者はいませんよね、流し目でこっちを見た人は数人いたけど皆スマホに夢中〜って感じ。

『まっ、片指に入る程度の人は足止めてくれよ』


弦に指を置いて、ギターピックを構える。




＿＿＿＿＿ｷﾞｬﾝｯ!!!


ワントーン音を奏でると、一瞬此方に顔を向けてきた通行人。そこからギターを激しく弾き始める。


「凄...」

「何あの子、めっちゃうめぇー。しかも顔超可愛い！」


「ねぇねぇ聴いてこ！」

「おぉ!」


数人だが、足を止めて人が此方にやって来た。

(中々、良い掴みだな。でも...)

ちょっとこれはズルいけど、お金欲しいんで私のオリジナル曲として弾かせてもらうよ！前世の好きなコナン主題歌！！



＿＿＿＿＿ｷｭｯ.....!


適当に弾いていた曲が終わると、軽い拍手が返ってきた。


『どうも〜次は、私のオリジナル曲引かせてもらいま〜す！ついでに歌も歌うので音痴だったら許してつかぁさい！』


ｶﾁｬ＿


最初のパートに指をセットして、舌で音を鳴らしてリズムの入りを取る。何がいいかな？まぁここは無難に最近あった純黒にかけて、世界はあなたの色になるがいいか！



『ｽｩ...』



息を吸って、ギターと共に歌い始めると周りの空気が変わった。既に聴いていた人達は目を見開き、大勢の通行人達は足を止めて此方を見て来た。

サビに迫るに連れて、ギターはどんどんアップテンポになって行き、足を止めて聞きに来る人たちも続々と増えてきた。


「ヤバくないあの子？」

「なんかプロの人なのかな？」


「歌もギターもプロ並だろ...。」

「すごい歌詞...吸い込まれそう、、。」


そんな声が所々、聞こえてくる。動画を撮っている人、真剣に聞いてくれる人、楽しそうな人、圧倒されている人、これがあるから路上ライブは楽しいんだよなぁ〜！

今日初めてやったけど！！←
 

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