1027【信州蕎麦美味しかった(遺言)】 ページ28
...来たよ。
時間はあっという間に過ぎて、来ちゃったよ、、。
『ねぇ裕也、引き返せない?』
風見「無理だ。諦めろ」
『なら裕也、私と駆け落ちして』
風見「ならの意味」
今いる場所は警察庁...それも公安部のある階、、私を管理室まで案内してくれてるのは文字通り裕也。一応いや一応というかちゃんとスーツで来た...。あ、やっぱ帰りたい←
『そういえばゼロは...』
風見「降谷さんは別件で出てる」
組織かよぉ〜っ!!! いないじゃん救世主(?) ヒロはヒロで基本的に自宅で仕事マンだし、戸籍上死んでるから!!あぁもうっ!!どんどん人気ないフロア入って行くし!!!
風見「ここだ」
すると足を止めた裕也。
目の前にはドアが一つ、じゃあこの先に...ラスボスがッ...!
風見「失礼のないようにな」
『今ラスボスとか考えてたんだけど』
風見「...。」
沈黙裕也、眼鏡をカチャリと掛け直して、軽く深呼吸をした後ドアを3回ノックした。中から「入れ」と声が聞こえてきた。
うおっやべw もう、ヤベーよ...(KONAMI)
風見「失礼します。」
あ、ちょ!裕也!?まだこっちは何も準備出来てへんよ!?
黒田「...」
うわぁッッ出たァッ!!!←
黒田「お前はもういい、下がれ」
風見「ハッ!」
ハッ!?嘘だろ!?ガチで2人っきり!!?置いてくなよ裕也!!未来の妻を置いてかないでぇ〜っ!!!(???)
なんて思ってる間に、裕也はドアを閉めて出て行った...。
黒田「.....。」
...え?えっと、む、無言...
黒田「改めて自己紹介を、警察庁の黒田だ」
『あ、、、、、はい。』
いやはい。じゃねぇよ!? 自己紹介されたらし返す!常識!
『や、八宵...汀紗...です。』
黒田「君のことは部下の降谷から聞いている」
(部下の降谷。...部下の降谷...部下の...)
どこに余韻浸ってんだよ。いや浸るだろ舐めんなオタク。
黒田「うちの課の他にも、色々と手を貸しているみたいだな」
『...はい。』
黒田「...フッ、まぁそう硬くなるな。君とはただ普通に話をしてみたかっただけだ、あの降谷達を腰抜けにしているという不思議な少女とな」
『! ...そう、ですか。』
あれ?なんか雰囲気変わった、なんか...良い雰囲気(語彙)
座っていた席から立ち上がった黒田管理官は、部屋の少し左側にある応接用らしきソファに腰を下ろして、ポットやティーカップを用意し始めた。
黒田「紅茶は好きか?」
『珈琲派です』
黒田「ハッ、度胸があるじゃないか」
『お手伝いします』
黒田「ありがとう」
...話せるぞ!?普通に話せる!!紅茶だったけど!
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sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時