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竹田警部の焼死体が見つかって橋の上での大和警部らしき目撃情報...9年前の銃乱射事件での射殺と、半年前の銀行立て籠り事件、その事を踏まえて大和警部は竹田班に恨みを持っていた...。
『指名手配は妥当だな、』
由衣「で、でも大和警部に限って殺人なんて...!」
『由衣刑事』
由衣「!」
どんどん感情的になる由衣刑事の肩に手を置く。
『刑事として、感情的になるのは良くないよ?』
高明「汀紗さんの言う通りです。今は感情より大義...ここで彼を逃すと後々後悔するかと」
黒田「直ちに検問を張って、是が非でも大和を確保するぞ!顔見知りだからと言って抜かるなよ...刑事を立て続けに3人も殺した殺人鬼だと思え!!」
刑事達は「はい!」と頷き、本部に戻って会議するとの事
秋山刑事の遺体は雨のせいで地面がぬかるんでいて危険な為、夜が明けてから回収するとの事。私とコナン君は諸伏警部の車に乗って本部に、三枝警部は黒田一課長の車に...
黒田「諸伏の車は後部座席にスペアタイヤが積んであって、窮屈だろうしな...」
『.....。行こっかコナン君』
コナン「うん!」
諸伏警部の車に乗り、早速2人に鹿野警部補の当時の状況を聞いた。敢ちゃんが椅子に乗って秋山刑事達が遺体を少し持ち上げて床に下ろしたとのこと。
足悪いのにか?と思ったが、まだ助かるかもしれないと言って我先にと椅子に乗ったとの事。それにコナン君は鹿野警部補を吊っていたロープはどうだったのかと聞いた。
由衣「ロープで作られた2つの輪っかを組み合わせる感じで吊るされていたわ。上側の輪っかを照明のバーに引っ掛けてね」
高明「敢助君はその上側の輪っかを両手で掴んで、照明から外していたようですが」
コナン「もしかしてそのロープってさー、」
スルッ−
『んお、』
自分の膝の上に乗るコナン君が、緩く2つ結びにしていた私の髪をから髪ゴムを2本取って、人差し指でロープを通した状態を造り上げて見せた。
コナン「こんな感じだったりする?」
由衣「そうだけど、」
『じゃあ遺体を床に寝かせた時、誰がどこにいたとか覚えてたりしちゃいます?』
由衣「遺体のそばにしゃがんでいたのは諸伏警部と秋山君で...少し離れて立っていたのが私と敢ちゃんと三枝警部、一番離れていたのが黒田課長だったわ」
『へぇ...』
コナン「じゃあさ、その時何かなかった?みんなの気がそれちゃうような事...」
「あ、ゴムありがと」と言いながらコナン君は私の髪を2つに結び直す、そしてその質問に答えたのは諸伏警部。
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sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時