1018 ページ19
黒田「意外な着眼点で事件解決の糸口を見つけ、推理をバックアップする。眠りの小五郎の知恵袋...」
コナン「!!」
黒田一課長の突然の発言に、コナンは眉を顰めた。
シュッ...
白手袋をはめた黒田一課長はコナンを見下ろしながら、口の端を静かに上げた。
黒田「警察庁ではそう噂されていたよ。江戸川コナン君」
コナン「へ、へぇ...そうなんだー。」
コナンは汗を一つ流しながら賞賛に頷いた。
黒田「それと君も...」
『.....。』
私に目を向けてきた黒田一課長。
黒田「一部の刑事とかなり親しい関係を築いているそうだね」
『ああ.....まぁ、そうですね。古い友人みたいなものでタメになる知識をよく教えられるので...要領良いとはよく言われます』
黒田「ほぉ.....。」
...コナンはともかく、それを私に聞いて何になる?
黒田「是非、そのタメになったという知識を目の前で披露してみて欲しいものだな」
ハァーーーーーーーーー??????クソがッ...サラッと自ら逢う口実作りやがって、、、もう断れないじゃんッ...!!事件終わった後にでもこっそり“管理官”に連絡先書いた紙渡さんとな.....ハハッ(脳死)
黒田一課長はコナン君の前に膝を着き、スマホを操作した
黒田「携帯を探そうとした矢先に我々が到着し、止むなくこの場を立ち去ったって場合もあるし...ひょっとしたら秋山が機転を利かせて...。
ほら、やはりそうだ。大和の携帯の番号が着信拒否になっている。大和に殺されると察知した秋山が証拠のメールを隠滅されないように咄嗟にこうしたんだろう」
由衣「そ、そんな...」
高明「もしくはそう思わせる為に、被害者があらかじめそう仕込んでいたか...」
黒田「ああ。俺もそう思っただろうな、さっき鑑識から連絡を受けるまでは...」
由衣「れ、連絡?」
黒田「鹿野を吊るしていたロープから大和の指紋が出た、奴を殺人容疑で指名手配する!」
黒田一課長の言葉に由衣刑事達は目を開いた。
由衣「ちょ、ちょっと待ってください!大和警部があのロープに触ったのは鹿野警部補を降ろす為で...!」
黒田「部屋の証明に引っ掛けてあった、ロープの上の部分からだけじゃない。首に巻かれていたロープからも出たんだよ、大和の指紋が...奴があのロープで鹿野の首を絞めた証拠だよ!」
由衣「うそっ...!?」
黒田「諸伏、あの時大和は首のロープに触ったか?」
高明「いえ、私は鑑識が到着するまで遺体のそばにいましたが首の方のロープには誰も触っていません」
28人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時