【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する ２１

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長野県警本部──。



コナン「えぇっ!? １０年近く意識不明で入院してた！？」


本部で由衣刑事から、黒田一課長のとこを聞いた。

コナン「警察病院に...!?」

由衣「そうよ。黒田捜査一課長、何か大きな事故に遭われたらしくて...」


『.....。』

話を横目に、近くにあった自動販売機で缶珈琲を2個買う


蘭「じゃああの火傷も?」

由衣「多分その事故の影響じゃないかしら、右目は義眼みたいだし...顔の包帯を取った看護師が腰を抜かしたらしいわよ。真っ黒だった髪が事故のストレスで白髪に変色してまるで別人のようだったから...」

コナン(別人...？)

意識が戻った今も所々、記憶が抜け落ちているとの事...

由衣「なに？コナン君！課長のこと気になるの??」

コナン「あ、いや...」



大和「まぁ、気になるのも無理ねぇよ。」



杖を着いて現れた敢ちゃんと、諸伏警部。



大和「どっかの組織の大ボスみてーな面だからな！」



確かに、裏大ボスではあるがな() その発言に速攻で嫌味を言ってきた諸伏警部。つーか戻って来たって事は、なんか収穫ありなのかしら？

高明「やはり気になるのは竹田さんが被疑者を射殺した、あの2つの事件でしょうか」


蘭/毛利「「しゃ、射殺した!?」」


大和「嗚呼。一件目は9年前...薬でラリって街中で拳銃を乱射した男、二件目は半年前、銀行に人質をとって立て籠った男...2人共、竹田のおやじの拳銃で脳天をぶち抜かれて逝っちまったよ」

高明「そして両名共、被疑者死亡のまま送検。」

『じゃあどっちかの逆恨みかい？』

高明「...と思ったのですが、銀行に立て籠った男の両親は息子の罪を悔いて自 殺していて、兄弟もなく...9年前拳銃を乱射した男の両親も病死していて」

大和「残ってんのは80超えた被疑者の祖母だけ、あのバアさんにあんな犯行出来ねーよ。」

毛利「じゃあ手掛かり無しか」

現場周辺を聞き込みに回っている三枝さん達の情報を待つ他ないと言った所だが、不意に諸伏警部が敢ちゃんに問い掛けた。


高明「敢助君は見ていないんですか？怪しい煙とか不審な人物とか...確かあの橋は君の足のリハビリの朝の散歩コースだと思ってたんですが」


大和「あぁ、今日はヤボ用があって行ってねぇんだ」


その時、敢ちゃんの携帯が鳴りまたヤボ用が出来たと言う
 

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