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『言っただろ?走ったんだよ、露天風呂のお湯の上をな!』
毛利/山村「「はぁ??」」
コナン「嘘だと思うのならやって見せてあげようか?」
早速、皆を露天風呂の前へと案内し...先程のようにコナンは走って露天風呂の上をバシャバシャと走り抜ける。その光景におじさん達は驚愕する。
コナン「ほらね!」ザッ!!
露天風呂の向こう側へと着地したコナン。
毛利「ほらねじゃねーよ!どーせ湯の中に透明な台が何かを...」
ジャボンッ!!!
毛利「うわっとぉッ!!?」
片脚をお湯に着けた瞬間、沈んだおじさん。
全身風呂にダイブする勢いだったので、ポケットに手を突っ込んでいた腕に自分の腕を通して止めた。
毛利「あ、悪ぃ汀紗君。っていうかなんだこのヌメっとしたお湯は!?」
『葛湯だよ』
毛利/山村「「え?」」
服部「正確には葛湯になる前の液体と個体のあいのこで、海岸の砂みたいなもんや!ダイラタンシー現象言うて、弱い力をゆっくり加えてもドロっとした液体やけど強い力を一気に加えたら、カチッと硬なって個体みたいになんねん!」
説明している間に、こっちにまた湯の上を走って戻って来たコナン。これが康平君の証言の証拠だ。鎌鼬を追い掛けようとしたら溺れ掛けたという話...それは今の湯と同じという訳だ。
つまり、犯人も同じ方法で鎌を背負って湯の上を走り離れにいる大旦那を殺害したという訳だ。そこで服部は犯人に目を向けた。
服部「せやろ?ライターの小柳緑さん...?」
小柳「!?」
服部「せやから離れのブレーカー落してわざわざ障子斬りに行ったやろ?暗闇ん中でライト付けたオレらがあの障子に目ェ取られたら合流しやすいからな!
まぁ...オレらより一足先に離れにいた八宵は、、」
『ごめん、離れ真っ暗で全然気付かなかったw』
服部(嘘やな)
コナン(嘘だな。)
(嘘だよ。悪かったな!)
目で訴えて来た2人に謝る。
ちなみに湯に入っている大量の葛粉は数日前、倉に泥棒が入ったらしくその時盗まれたと言う服部。この旅館の名物は葛湯+雪降るこの時期で鎌鼬が出るなんて噂で客は来ない、、準備はバッチリ出来る。
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sz , - 誰でも間違えることありますよ、大丈夫です! (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - sz ,さん» コメントありがとうございます!一々間違えては編集する人間ですみません。組織のお話もちまちまと出てくるのでお楽しみに!! (3月8日 19時) (レス) id: 6974aa16db (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 1028ですね!()また長野県警お待ちしてます ! 笑 組織も待ってます ♪ (3月8日 19時) (レス) @page29 id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月8日 14時