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振り返ると、そこには────、、。
蘭「あっ、!新一!やっぱり来てたのね!!」
蘭は驚いた表情で駆け寄ってくる。今の私は全身真っ黒な服で帽子を目深に被っているから、顔は見えていないだろう。
目の前の新一とコナンの方を優先する蘭。一方、蘭の登場にキッドはニヤリと笑みを浮かべてそれに気付いたコナンもニヤリと笑みを浮かべた。
蘭「ちょっと!早く逃げないと危ないわよ!!」
新一/コナン「「蘭!/蘭姉ちゃん!力を貸してくれ!」」
蘭「え...どういうこと...?」
コナン「ひまわりが引っ掛かっちゃったんだ!」
新一「こいつを抜くには、壁を壊すっきゃねぇ!」
蘭「そんなの無理よ!!」
轟音を立てて天井が崩れ始めた。
新一「お前なら出来る」
蘭「! ...うん。やってみる。
下がって、新一、コナン君と貴方も、」
ひまわりの前に立つ蘭から少し距離を取る。
コナン「頼む!」
新一「蘭!!」
蘭「ハァー..........セイヤァァァァァァッ!!!!」
ドガァアンッ!!!!!!!!
鋭い突きは見事に壁を粉砕した。更に回し蹴りを壁にぶつけ、無事に防火防水ケースに入るひまわり。
コナン「よし!」
蘭「やったー!」ギュッ!
新一「おっ、」
キッドに抱き着く蘭。チッ...分かるけど、許さんぞキッド←
その時、天井が崩れて通路が塞がれた。
蘭「どうしよう、通路が...!」
新一「大丈夫だ。下がってろ」
キッドはそう言って蘭を後ろへ下がらせた後、私に目線を送ってきた...アレを執り行う為、ポケットから無線機を取り出す。
『寺井ちゃんさん、頼みます((ボソッ…』
後藤《はい。かしこまりました。ご武運を》
少しすると爆発音が聞こえた。
コナン「...! おい、まさか...!!」
『離すなよコナン?』
何かが流れ込んで来る音に察した様子のコナンを抱き上げる。隣で蘭はキッドがしっかりと抱きしめている。
新一「蘭、掴まってろ...絶ッ対ェ、離すんじゃねーぞ!」
ゴォォオ....ドオォォォオンッ!!!!!!
大量の水が天井を突き破って流れ出す。
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MN(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます!長野県警とはこれからまた絡みます!! オリジナルストーリーはいくつか考えてはいるんですけど、期待に応えられるように頑張ります!! (3月7日 21時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
すず - 長野県警との絡みみたいです🫣オリジナルストーリーとか、、、!( (3月7日 19時) (レス) id: 8a830e7e51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月6日 14時