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次!容疑者二人目 名前は甘粕亨(36)
甘粕「ダチにはアマって呼ばれてるよ。今住んでるのは杯戸町のアパートさ、ンで生まれも育ちも東京...これで満足かい?大阪の兄ちゃん」
服部「...アンタも汗かいてるみたいやけど、ビビってんのとちゃうか?」
甘粕「っ、ビ、ビビっちゃいないさ! 変な事言うなよ!!
...ヘッ、なぁ〜んつって!さっき食べたこのラーメンが辛かっただけだっつーの!」
服部「おい、あんた...ちゅうかあんたの喋り方、」
甘粕「あん?どこが可笑しいんだよ!普通の東京弁だろーが!!」
その時、甘粕さんの発言に目を丸くした松田と萩原。服部は謎にイラついてて、それを横目に萩が近くにいたウェイトレスさんに小声で話し掛けた。
萩原「お姉さん、あの席のお客さんが頼んだラーメンって何ラーメンか分かります?」
店員「えっと、30番テーブルのお客様が頼んだ料理は...塩ラーメンですね。」
萩原「へぇ...」
松田「なるほどな。だから煙草も左手で持ってるのか」
なぁんだ、コイツらもう犯人分かったのかよ。
『どうする?捕まえる?』
萩原「ん〜...でも、ここで俺たちが動いちゃっていいの?」
『出来れば、探偵小僧共の勝負の行く末を見守ってて欲しい』
松田「殺人事件で勝負するなよ」
陣平...正論ぶっぱなすの辞めてあげて、服部泣いちゃう。
世良「3人共もう犯人誰か分かったのか?」
「「『うおっ』」」
ビックった〜!急に背後から小声で話し掛けんなよ世良!!
萩原「あ、うん。まぁね。汀紗ちゃんには俺とじんぺーちゃんが犯人が誰なのかを伝えてね...」
世良「ならまだ犯人が誰なのか言わないでおいてくれる?」
松田「.....たくっ、どいつもこいつも現場を荒らす事しか出来ねぇのかよ」
『アハハッ...(苦笑) あ、世良は犯人分かったの?』
世良「ボクはまだかな〜。」
そう言い、容疑者の話を聞くコナン君の方を見やる世良。
容疑者三人目 名前は東條参平(45)
東條「私は米花町に家があります...。三代続いた江戸っ子ですね」
服部「おやぁ?あんたも汗かいてるみたいやないか?まさかほとんどハシつけてへんその麻婆豆腐食うて、汗かいたなんて言わへんよなぁ?」
東條「わ、私は汗っかきなんだよ!それに人が死んだというのに平気で食事が出来るほど、私は図太くないんでね。だから食後に食べようと思った水菓子も止めにしたよ」
服部「まぁ、そら止めて正解や。甘い物は肥えるからのォ...」
コナン(水菓子で...肥える.....?)
という事で、三人から事情聴取を聞き終えた服部。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 16時