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『.....で、何を望みます...。』
ジン「.....フー。そうだなァ」
マッチで煙草に火を付けたジンは煙を吹かして、こちらを見据えてきた。やだぁ〜...この憎たらしい笑みから目線を外せないのが嫌だ、、早くお望みを言うてくれ!!!
コツッ_
ベルモット「あら、今回もジンに負けちゃったの?my. Angel」
『あ、お母様...』
商談の仕事が終わったのか、此方に向かって来たお母様。つーかスゲェ露出の高いドレス着てんな、似合ってるけど
ベルモット「あらありがと♡」
『何も言ってません。』
ベルモット「顔が言ってるわ」
『トッテモステキナオカアサマニステキナドレスー』
ジン「横文字読みにくいからやめろ。」
『メタいこと言うんじゃねーよ!』
お母様が来た為、私たちは席から立ち上がり、もうカジノパーティーに用は無い様子なのでパーティー会場を歩いて帰る。
お母様がニコニコしながらジンの腕に手を回した。速攻で舌打ちが1回返ってきたけど、そのままエスコートする様子、、
『...。ウォッカ〜』
ウォッカ「はい?」
『ん、』
私はウォッカのスーツの袖を引っ張る。横でお母様が「まぁ可愛い」ってほざいた声が聞こえた気がしましたけど耳から耳へ通します。
ウォッカは2〜3秒、私が引っ張った手を見詰めて...
ウォッカ「...俺で良ければどうぞ。お嬢」
『!やった♪』
腕を差し出してきたウォッカ、私はその腕に両手を回してウォッカの身体にピッタリとくっ付く。
『えへへっウォッカすき〜』
ウォッカ「俺もお嬢が大好きですよ」
『スゥ......うっ、』
ヤバい、、あんまりウォッカとかコルンに好きとか言われないから超照れるっ...!!! カッコイイ〜ッッ!!!
『ウォッカちゅーもして!』
ウォッカ「エッ!? こ、此処でですかい...?」
『うん、だめ...?』
ごめんウォッカ。だって、したくなってしまったんだものそもそも私がこんな海外寄りの思考に育ったのは主に、、
ベルモット←これと!! ジン←これのせいだから!!
『ウォッカ〜』
ウォッカは少し、困った表情を浮かべたが「目閉じてください」と私の耳元で囁き、いつも頭に被っているハットを取りそれを私の顔の横に添えた瞬間、互いの唇が軽く重なった。
『..........っえ』
ウォッカ「...え?アレ??違いやした?」
戸惑いながらハットを被り直すウォッカ...てか、、。
『なッ、なんで口にッ.../// 普通に頬っぺとかおでことかで良かったのにッ!!! 二次創作で1000回見たキス ウォッカにされたァ〜ッ!!!!死ィィイイッ!!!!!』
ドターンッ!!!
ベルモット「倒れたわよ。」←
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 16時