683 ページ34
『ハーデスは毎回犯行の瞬間をビデオに収めて警察に送り付けてるやだからその雑誌を読んでいたとしたら...』
コナン《爆破の瞬間が正面からバッチリ撮れる、向かい側の席にいる方が可能性が高い!!》
─────ポツッ...、
『ん?』
蘭「あ、雨...。」
試合の方は降ってきた雨で一旦、30分中断。
試合はミネルバが1ブレイク返して6対6でタイブレイクに入った所だ。でもこのタイブレイクをミネルバが落としたら試合は終了...同時に母親、大勢の人が犠牲になる、、、。
それまでにどうやってハーデスを見つければ...!
アポロ「な、なぁ。関係ないかもしれないけど...」
《『え?』》
私と電話越しのコナンが考えを巡らせていると、アポロが口を開いた。何でもミネルバが試合中に母親がいる席を見つける方法があるらしい
コナン《そ、それでその方法って?》
アポロ「試合中に高ーいロブを上げるって言ってたよ。それもギリギリ外れるのを...それでどうやって見つけるのかは教えてくれなかったけど、」
『それだ!!コナン!粘れ!粘ってやれ!!』
電話越しにそう強く叫ぶと、コナンはフッと笑い。
コナン《嗚呼、分かった!》
コナンも“粘り”の意味が分かったのだろう、通話を切った。
蘭「汀紗。粘るってどういう事...?」
『...まぁ、試合を見てればわかるよ!じゃ!私はちょいとやる事あるから、皆がやる事はただ一つ!ミネルバの優勝を願う!!!』
ダッ!
蘭「あっ!も〜〜っ!汀紗〜〜〜っ!!!」
すまんな蘭、でも私は本当にちょいとやる事があるんだ
それはだな...
37人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 16時