【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する １４

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《Advantages Miss Glass！》



『え...。』


毛利「えって何のえ？だよ！オイ！！」

蘭「ねぇ汀紗！！」


『死ぬ...母親が.....』


「「「え？」」」


そして、1ゲームが終了した。

メッセージもここまで、最後の点字は「M」つまり、MOM 母親...頭の中でまとまった言葉を、私は不穏な空気をただ寄らせている皆に向けて伝える。


『今までの点字を全て言葉にしてつなげるとこうなる


試合が終了すると、母親が死ぬ─。』


「「「！？」」」


蘭「じゃ、じゃあまさか...！」

毛利「犯人のハーデスが本当に命を狙っているのは...」



アポロ「オレと姉ちゃんの...母さんかッ！！？」



アポロの言葉に私はコクリと頷いた。


アポロ「そ、そんな...！なんで母さんなんだよッ！？」

私に強く掴みかかってきたアポロ。同じ背丈になる様に膝を着いてしゃがみ、アポロの頭をぽんと撫でる。

『蘭、お前言ってたよな？去年の全仏オープンテニスでミネルバが負けた試合にだけ、母親が応援に来られなかったって...』

蘭「う、うん！それじゃあ犯人がその大会でのミネルバさんの優勝に大金を賭けていて、母親が来なかったせいで逆恨みしていたとしたら！！」

毛利「殺意の方向が母親に向くのも頷けるな...。」


『あぁ、、アポロ お前の母さんはとんでもねぇクソ野郎に逆恨みされちまってる...。』


アポロ「そんな...！で、でも...どうやって殺す気なんだ?」


それは...と私の推理を言おうとした時、アポロの電話が鳴った。相手はコナンからだ。


アポロ「あ、アイツから！もしもし！？


...えぇっ！？爆弾！？あのプレゼントのぬいぐるみに爆弾が入ってるのかよ！？」


「「「！」」」


やっぱりなぁ...。

試合終了と同時に、爆発させて母親を殺害する気だ。それを止める為にはセンターコートのどこかにいるハーデスを見つけて、捕まえるしか方法は無い。


アポロ「で、でも見つけられるのかよ！？」


コナン《なぁ、君の母さんとアレス ファミリーボックスにいなかったけどいつも一般席なのか？》

アポロ「うん。母さんTVカメラに撮られるのが嫌なんで、いつも日陰になる方の一般の席にいるって雑誌のインタビューで答えてたから」

コナン《じゃあハーデスは日の当たる方の向かい側の席にいるかもしれねぇな...》


アポロ「え!?何で！？」


『撮るんだよ。』


それに一同は目を見開いた。
 

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