検索窓
今日:142 hit、昨日:383 hit、合計:26,891 hit

681 ページ32

 


コナンの言葉で、ミネルバの動きが変わった。


ミネルバの打ったテニスボールを打ち返す相手選手だが、コート外へとボールが出てアウトになった。得点は15-40


蘭「ミネルバさん1つ返した!」

博士「しかしどうしたんじゃろう?」

毛利「あぁ、逆を取られて面食らったようだったな...」

アポロ「スライスサーブだったのに...」


と言った所で、皆私を見てきた。なんだよ言えってか?


『はぁー...そう、今のは何度も打ってきたHELPじゃない。「G」だ』


毛利「じゃあ今までにない文字を打ち始めたって事か?」

『嗚呼。ミネルバはコナンの言葉に懸けたんだ。そしてこれから打とうとしているのは犯人から受け取ったメッセージ...』


そして、次に打ち込まれた点字は...サービス「A」


博士「という事は文字通り、さっきのとつなげるとGとAになるのか?」

『嗚呼。』



《Fault!》



『!』


初めてサーブを大きく外した、多分ここが文字の切れ目...。Gの後はA・M・Eと来てるから、最初の単語はgame、、。


《Let!Second service》


『.....。』


巨大スクリーンに映し出されるミネルバのサーブに目を当て神経を集中させる。横から「次の点字は?」とか「ねぇ汀紗どうなったの?」と色々聞こえてくるがガン無視して、点字の位置を表す6つの位置を的確に観察する。

今頃、コナンもセンターコートでミネルバの打ち込む位置をじっくり見ているだろう...。


《Deuce!》


蘭「あ!ミネルバさんアドバンテージ取ってたのに...」

毛利「またジュースかよ。」

博士「もう6回目じゃぞ...。というか汀紗君、その点字の位置はどうなったんじゃ??」


『ジュースはわざとだ。』


博士「え?」


『ゲームを長びかせて、点字の文字数を増やしてる...今まで打った点字は「game」「set」「death」「M」』


「「「death!?」」」


驚いた声が周りから聞こえたけど、それも耳から耳に通して頭の中で考えを巡らせる。試合が、終わると、死ぬ、、


『Mが...?Mってなんの、』


そう考えてる間にもミネルバが次に出した点字は「O」...。

 

682→←680【I'm Holmes'apprentice!】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。