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『そうなると、Aは2個もいらねーよな?(ボソッ)』
コナン「嗚呼...。
“蘭、文字の並びはSATURN...Saturn土星だよ。だから多分犯人は土曜日に何かをしでかすつもりなんじゃねぇか!?”」
蘭《えぇっ!?ど、土曜日って明日じゃない!?》
毛利《おい、ちょっと待て!そりゃ、日本じゃ土星で土曜日かもしんねーが、こっちじゃ土星の事を土の星なんて呼び方しねーんじゃねぇか?》
おじさんの意見を速攻で知識量で否定したコナン君、とにかく土曜日のどこかで何かが起こる事は確実だ。
とりま今日はもう、捜査は一旦停止して翌日また捜査を執り行う事にした。
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はい。翌日!
早速、ロンドン警視庁に暗号文の事を伝えたはいいものの...いつ、どこで、何が起きるか分からないんじゃ、手の打ちようが無いと言われてしまった。
あ、新一は別の事件の捜査があるから後は任せてだって()
毛利「しかし唯一の手掛かりの暗号文を解いて、土曜日に何かが起きるって事は分かったじゃねぇか!これ以上何をやれって...」
『まだ解けきって無いって事でしょ?』
毛利「うぇ?」
『キーワードのSaturnのつづりにAは一つだけ、Aが見つかったビックベンを2回も暗号文に出したのは他にも何か理由があるんでしょうな』
毛利「うーん...。Aが2回ねぇ、、」
考えを振り絞りながら、ハーデスという犯罪者が自己顕示欲が強い奴なのとか、復活したコナン君を心配する蘭とか色々とありながらも結局暗号文は完全に解けずじまい...
コナン「犯行を止めるには暗号文をちゃんと解いて、こっそりその場所に行って...そーっとその男に近づいて、捕まえなきゃ行けないみたいだけど.....」
蘭「あとの暗号文で気になってて、まだ残ってるのは...シティーホールとガーキンって建物が同じ人のデザインって事ぐらいで...」
『ん〜...蘭、暗号文の場所に行ったとき怪しいヤツとか...見てないか。そんな好都合にはいないか』
蘭「あ、それは一人いたよ。」
『いたのよ!?!』
蘭「うん。サングラスを掛けた女の人!」
そのワードにコナン君が食い付き、例の爆弾のプロ女の写真を見せたけど、蘭は似てるか似てないかの半信半疑な状態。
毛利「そうか風船だ!!」
その時、おじさんが徐に声を上げた。手には地図とペンを持っている。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 16時