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博士「何で心臓を?」
『母親が心臓病で亡くなったからだと思う...』
自分の指でキーボードのタッチパッドを下にスワイプしながら、端末に映る情報を淡々と日本語訳して読む。
新一「挙句の果てに、母の手術を断った病院を次々に爆破して大勢の死傷者を出してるみてーだな」
博士「爆破って...爆弾も使うのか!?」
『いや、逃亡中に手を貸した爆弾のプロってヤツがいるみたいだよ。この軍隊崩れのヘスティアって女の人が...つーかこの人知ってるな私』
新一「え?」
『前に萩と陣平から聞いたことあるの。イケ好かない海外の爆弾犯が先日 警察に潜伏先突き止められて自爆したって...まぁ本音言うと、2人とも...特に陣平がその人が作った爆弾解体してみたかったんだろうね』
新一「あ...そう」
博士「しかしなんでその大犯罪者が未だに捕まっとらんのじゃ?」
新一「逃亡中に整形しまくってるらしいぜ」
そう話した時、新一の電話が鳴った。相手は蘭からだ
新一「ら、蘭.....!」
鳴り響く電話を一瞥した新一は私を見てきた。
新一「わ、悪ぃ汀紗...代わりにオレの声で出て__」
ガチャ!!
『あ?^^』
新一「あ、はい出ます」
博士「暗号の事で何か分かったかもしれんぞ?」
新一に向けた銃口を、引いて新一は電話に出る。
ピッ、
毛利《いるんならさっさと出やがれ、バカタレ!!》
新一「え?あれ?それ、蘭の携帯ですよね?」
何故か蘭の電話に出たのはおじさんだった。
どうやら暗号文の事で何か分かった事があるらしい、三行目の「玉子」は玉子形のシティーホール。四行目の「ピクルス」はガーキンと呼ばれる建物。
毛利《だが問題はその場所のそばにホームズに関連する物がばらまかれててよ》
新一「それってどんな!?」
途中までおじさんが説明していたけど、途中で蘭が電話に変わった。蘭も蘭でホームズに詳しいよな。新一のせいで
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 16時