【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する１４ (ページ21)

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切った早々、新一が掴みかかってきた。

新一「お前オレの隣でコナンの声出して、一人二役で電話するとかバカなのかよッ！？しかも電話の相手がよりにもよって昴さんってッ...！！！」

『まぁまぁいくつになっても、遊び心を忘れちゃいかんぜよ♪』

新一「っ〜...ꐦ 」

『心配するな。私の能力が絶対なのは新一もよく知ってるでしょ？』

青筋を立てながら絞り出す様に「知ってるけどよぉ...」と吐く新一。まぁ心の底からの本音言うと、新一本人の声から“昴さん”呼び聞きたかったから電話しました☆

もちろんクソ性格は自覚はあります！そして今、ちょうど新一から「昴さん」呼び聞けて大満足です！！

そっから数分後...再び昴から電話が掛かってきた。

『情報は？』

昴《電話では話し切れないので、今汀紗さんのスマホに得ている情報を纏めて送りました。コナン君と一緒に無事、事件を解決出来ること...祈っていますよ》

『は〜い。サンキュ〜、“ありがとう昴さん！”』

ﾋﾟｯ､

電話を切り、自分のスマホに送られてきた容疑者の情報一覧を未だに眉を顰めて、調べている新一のPCに転送する。

新一「お、ナイスだ汀紗！」

『お礼は昴に言いなよ〜？』

新一「...嗚呼。けどその電話の仕方二度と禁止な」

『え〜んケチ』

まぁ流石にね、これ以降はやらんよ。

とりまPCに表示された情報を見る為に隣に座る新一の肩に顎を乗せる。...我ながら距離感どうにかしろよって言いたいけど、これが普通なのが体に染み付いてしまってる←

逆に乗せなかったら乗せなかったで、新一にやらねぇのか？って言われるし...なんなんだよワイらの距離感は二次創作の兄妹か！！

新一「元々は真面目な会社員だったのか...。」

『えぇっ!?人生の中で人間どうなるか分かんないもんだね』

新一「あぁ、ある日体が小さくなっちまったり、ある日幼なじみの一人が組織の天使である事を知っちまったり...ほんと人生どうなるか分かんねーよな」

『.....。』

容疑者＿ハーデス・サバラ

新一の言った通り元々は真面目な会社員だったが、母親が難病にかかり、手術費を知人等から借り株やブックメーカーにつぎ込んだが全て大外しをした。

手術を受けられなかった母親は去年の七月の他界...莫大な借金を抱え、唯一の肉親である母親を亡くしてしまった以降、人が変わったかの様に犯行に手を染めたらしい。

新一「しつこく借金の返済を請求してきた知人を自宅に招いて、雑殺し逃亡...」

『その一週間後、株の投資を勧めた友人の家に突然現れ...家族諸共殺害、全員心臓を抉り取られていたとのこと』