667【Q.探偵なら私の心ぐらい】 ページ18
だが涙を流す蘭に、新一は流石に言葉を掛けた。
新一「お、おい落ち着けよ...」
蘭「落ち着け...? 分からないの...あんた探偵でしょ...?」
バッと顔を上げた蘭は新一に向けて泣き叫ぶ。
蘭「探偵なら私の心ぐらい、推理しなさいよッ!!!!」
新一「あっお、おい!待てよ!オイ蘭っ!!!」
涙を流して、走り出した蘭を新一は必死に追い掛けた。
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ー 翌日 ー
コナン達と私が泊まっているホテル。で今、新一の部屋
『お前やったな?』
新一「..........。」
『ん?^^』
新一「っ...(汗)」
ベッドの上で正座をする新一に銃を向ける私。
『覚悟はあるのかよ?あ?』
新一「あ...い、や...ま、まさか...という...か、お、オレも...そ、想定外...でしt((ドンッ!! _うわぁッ!!?」
『.....はぁ。で?どうにかする気はあるのか?』
新一「いやそれはある。」
『...そっ』カチャ_
銃を引いて、それを懐にしまうと胸を撫で下ろした新一。
『なぁ〜んだ。新一も一応私の事恐れたりするんだ』
新一「そりゃあ...言い方を変えれば、汀紗はこの世で世界最強の生物と言っても過言だろ?」
『えへへっ♪まァねっ!』
正座からベッドの縁に座り込む新一。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 16時