【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する １３

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コナン「汀紗と次元大介が鉱石にマイクロ波を当ててた。微量だったのに照明まで落ちてたし...最初から聞く？」


ルパン「いいぜ。おめぇの最後の推理になるかもしれねぇからな」


コナン「推理っていうほどのものじゃねぇよ。」


回線を弄ると、ダイヤルのランプが点灯した。


コナン「銀行にチェリーサファイアを預けたっていう若御茂英心...それと、さっき取引現場で出た。ケイン・ゲジダスという名前...」


“ワカゴモエイシン” は “石川五エ門”

“ケインゲジダス” は “次元大介”


コナン「アナグラムだ。もうちょっとなんとかならかなかったのかよ？ワカゴモエイシンを見抜いたのはあの少年探偵団だぞ。おかげであいつら自信満々でアジトに乗り込みやがって...」

ルパン「ひっでぇ言い方。次元も五エ門も一生懸命考えたのに、Angelちゃんの最終点検まで入れたんだぞ？」



──『３点中３点』

──次元/五エ門「「低っ!? /ぬう...。」」



コナン「なんでそれで通せると思ったんだよ。本気の汀紗のチェックは誰よりも厳しいぜ？まぁ...そうなると、五エ門が預けたチェリーサファイアをあんたがわざわざ盗んだってことになる。

しかも、ケインゲジダスに成りすました次元大介がアランに出した取引条件もチェリーサファイア...そしてそれを盗めるのはルパン三世だと推薦した。

つまり最初から狙いはチェリーサファイアなんかじゃなく何者かに盗まれたヴェスパニア鉱石を手に入れようとしているアランに近付き、彼が誰からその鉱石を買おうとしているのかを突き止め...それをまんまと奪い返す算段だった｣


一度手を止め、コナンはルパンを見上げた。


コナン「チェリーサファイアがもともとあんたのものだったのなら、発信機ぐらい付いてるはず。その電波をこいつで拾って俺もあの現場に辿り着いたってわけさ」


追跡メガネを発動したコナンが笑みを浮かべる。


コナン「ちなみに峰不二子が仲間になったのは、ネットの記事を読んで鉱石を取り戻すために動いてたんだろ」


ルパン「ばーか！盗まれた石を取り返すなんて1円にもならないことするわけねぇだろ？」

 

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