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マシンガンを制御できないルチアーノは縦横無尽に弾を飛ばす、その銃弾が機体の窓を打ち破った。
バリンッ!!!_____ゴォオオオオオッ!!!!!!!
割れた窓から気流が一気に流れ込む。
『っ! 落ちんなよ』
コナン「け、けどっ...!!」
抱き留める私の腕の中で、コナンはルチアーノの方へ目を向けた。ルチアーノは体が宙を浮き、窓の外へ投げ飛ばされそうになっていた。
コナン「っ...」
『コナン!!さっき、言ったろ?理想通りにいかなくても...』
ガシッ!!!
ルパン「恨むなってな!あれがあいつの運命だ。」
ルパンが私の身体を掴み、3人で椅子に掴まり耐える。既にルチアーノは機体の外へと吹き飛ばされていた.....。
機内に外の気圧が大量に流れ込んだことで、機体は制御を失い大きく揺れ始めた。その揺れに耐える...
しばらくすると機体は安定した。
ルパン「OKだ。潮の香りがするぜ...」
コナン「墜落してもおかしくなかったよ」
ルパン「機長に礼を言わなきゃな、」
その機長がいるコックピットに入る、警告音が鳴り響いていた。私はスイッチを押して警告音を止める。
ルパン「よくこれでコントロールできたな。代わるぜ」
機長は床に倒れて亡くなっていた...。代わりにルパンが操縦席に座る。
アラン「スロットルはOKだ...尾翼のコントロールは重いぞ...」
副機長の席に座っていたアラン小さく口を開く。
『.....。コナン、油圧は?』
コナン「ゼロ。この機体はサブついてるよね?」
私の傍で、スイッチやダイヤルを弄るコナンにアランは微かに笑った。その身体の至る所から流れ出る血.....
アラン「驚きだ...。君は本当に何者なんだ...」
ルパン「もう喋るな。こいつは__」
「『!/ 新一...』」
コナン...新一の名乗りに私とルパンは見詰める。
アラン「高校生か...。まだまだ、これから.....っなんでも、できるな...。わたし...の国にも.....多くの、若...もの.............」
コナン「! ...」
『.....。』
息を引き取ったアランを私とコナンは見やる。
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壊(プロフ) - MNさん» あ、なるほどです。納得しました、ありがとうございます。 (3月19日 13時) (レス) id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - 壊さん» コメントありがとうございます。基準が3点って事です!どっちに転んでも低い採点ってことです。分かりにくくてゴメンなさい!! (3月19日 13時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 636の「3点中3点」だと満点ですが、「100点中3点」または「10点中3点」では無いのですか? (3月19日 13時) (レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - MNさん» ありがとうございます!!あの忘れてしまう場合は私が返信するので迷惑かけないようにします。これからも更新応援します!📣 (3月3日 11時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - ご丁寧にありがとうございます!了解しました! (3月3日 11時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 0時