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ベルツリータワー。
『あ、コナン君来た』
チケット売り場から外れた壁際で待っていた私と次元。
次元「遅いぞ」
コナン「ごめんごめん！チケット買わなきゃ」
次元「ほら」
コナン君に次元がポケットから出した3枚のチケット。
コナン「うわぁ！優しーい！」
次元「からかうな！」
『...ありがと』
次元「.....なに真面目にお礼してんだよ」
『あ、いや...なんか次元ってなんだかんだ本当のお父さんみたいで』
次元「...。」
『私、名だけどお母様はいて、でも本物の父も母もいないから少しだけ良いなって...ちょっとだけ思っちゃったの』
コナン「汀紗姉ちゃん...。」
『まぁ、次元が本物の父親なのはゴメンだけどな！』
ダハハハッ！と笑い飛ばすと頭を次元に撫でられ、コナン君には手を繋がれた。え、なんだよコイツら急に...(引)
『今の生活には満足してるから』
コナン「でも汀紗姉ちゃん、今まで聞くつもりもなかったけど前の...あ。ごめんやっぱなんでもない」
『そう？』
次元(前...？)
次元のあとを付いて行き、陽も暮れ始めた閉館が近いタワーに上る客はほぼいない。上階へ上るエレベーターの中も貸し切りだった。
コナン「ボクたちだけだね」
次元「こんな時間から上に行くのはな。それより、やつら上にいるんだろうな？」
『いるよー』
コナン「汀紗姉ちゃんがいうなら居るね！
ねー！この街にもパパたちのアジトあるの？」
話を逸らしたコナン君が次元に訪ねる。
次元「おめぇ、子供っぽく聞けばなんでも答えると思うなよ？」
コナン「あるんだー！」
次元「なんでそうなるんだ！」
コナン「汀紗姉ちゃんも出入りしてるんでしょー？」
『うんしてるねー(適当)』
エレベーターの扉が開いた。
瞬間窓ガラスの外を見てざわざわと騒いでいる人達が目に入った。なんだ？と首を傾げる次元と私を前にコナン君が駆け寄り、メガネで確認する。
ﾋﾟｯ､
追跡メガネのズーム機能で何かを確かめる。
コナン(.....ん？園子...??
蘭ｯ...！？！！？)
ﾊﾞｯ！！！
コナンは突然血相を変えて人混みを押し出し、私と次元の前を出て人が密集していない窓ガラスの方へ走って行く。
コナン「おいおっさん！汀紗！ここ開けられっかッ！？」
次元「ぶら下がってんのはあのねーちゃんか？」
コナン「嗚呼！」
次元「厚さは」
コナン「10ミリ2枚！」
『穴のサイズ』
コナン「オレが飛ぶ！！」
ｶﾞﾁｬー！！
「『12発だ！』」
同時に懐と腰から銃を取り出した私と次元。
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壊(プロフ) - MNさん» あ、なるほどです。納得しました、ありがとうございます。 (3月19日 13時) (
レス) id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - 壊さん» コメントありがとうございます。基準が3点って事です！どっちに転んでも低い採点ってことです。分かりにくくてゴメンなさい!! (3月19日 13時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 636の「3点中3点」だと満点ですが、「100点中3点」または「10点中3点」では無いのですか？ (3月19日 13時) (レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - MNさん» ありがとうございます！！あの忘れてしまう場合は私が返信するので迷惑かけないようにします。これからも更新応援します！📣 (3月3日 11時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - ご丁寧にありがとうございます！了解しました！ (3月3日 11時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月3日 0時
