617 ページ18
サクラサクホテル──。
ルチアーノ「ボディーガードはどうしてたんだ?」
クラウディア「言っても始まりません...。私達も近くを捜しましょう、」
ルチアーノ「刑事達は帰ったんだろ?」
クラウディア「はい...。でも、あの探偵が残ってて...」
ルチアーノ「捜しに出たのか?全く、親子そろって役に立たないボディーガードだ!!」
そんな会話を部屋の外から聞く私と次元。
次元「すいませんね〜...」
『ハッ、言ってろよ。野郎にどうこう言われたってコッチから願い下げだ』
次元「嗚呼。用が済んだら、さっさとさよならだな」
懐からカードキーを取り出した次元、後を着いて行きとある部屋に入る。
次元「あるとしたらここか。」チャリ...
『ダウジングは古くない?』
次元「最先端技術よりコッチの方がわかりやすい」
『そういうもん〜?』
──────────────────────────
次はエミリオの部屋に向かう。
次元「まさかだが、こっちも調べとくか...」
カードキーで部屋のドアを開けて中に入る。
なんか後ろから着いて入って来たコナン君。先タワー行ってんじゃなかったのかよ。結局首突っ込むよこのガキは...
部屋の中には散乱に置かれた服や靴がある。
『来ていた服...。しかも、、』
次元「靴まで替えてくとはな」
次元はベッドにドスンと腰を下ろし、エミリオが穿いていた靴を持ち、かかとに仕込んであった発信器を取り出してポケットにしまい電話をする。
そのベッドの後ろをトコトコと歩くコナン君。
次元「俺だ、やっぱりだな...ホテルにはないな__ん?」
気配を感じ取った次元は後ろを振り向いたが、同時にしゃがんだコナン君。顔を顰めながら、再び次元は電話を続ける
その横で、私はベッドの上に膝を立てて乗りしゃがんだコナン君に目を向ける。
『何かあったの?』
コナン「嗚呼、」
コナン君が床から拾って見せてきた小さな紙切れ、それを直ぐに懐の胸ポケにしまったコナン君。
ガチャ_、
コナン「...なに」
次元「何じゃねぇ」
電話を終えた次元はコナン君に銃口を向けた。
次元「タワーに行ってるって言ってたろ?」
コナン「パパとお姉ちゃんと一緒に行こうと思ってさ」
次元「ウソつけ!」
銃を懐にしまって、ベッドから降りる次元。
コナン「ボディーガードはスペアキー持ってるワケ?」
次元「何も盗んでないのに、捕まえるのか?」
コナン「銃の所持だけで充分でしょ?あとパパ達と協力要請組んでるお姉ちゃんも!」
『これは圧倒的不可抗力だよ...』
コナン「松田刑事達呼んじゃうよ^^」
『ごめんて...』
26人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
壊(プロフ) - MNさん» あ、なるほどです。納得しました、ありがとうございます。 (3月19日 13時) (レス) id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - 壊さん» コメントありがとうございます。基準が3点って事です!どっちに転んでも低い採点ってことです。分かりにくくてゴメンなさい!! (3月19日 13時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 636の「3点中3点」だと満点ですが、「100点中3点」または「10点中3点」では無いのですか? (3月19日 13時) (レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - MNさん» ありがとうございます!!あの忘れてしまう場合は私が返信するので迷惑かけないようにします。これからも更新応援します!📣 (3月3日 11時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - ご丁寧にありがとうございます!了解しました! (3月3日 11時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 0時