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ルパン「あ、ちょっとAngelちゃ〜ん。もっと優しく取ってよ」
『無理。でも...コレばっかりは私のミスだし、この手錠に繋がれた状況はもっと無理...』
ルパン「まぁ同意見」
『...なぁ、ルパン__』
私はルパンに目を向ける。
ミラ「本当にすべて、おじさまの仕業なの...!?」
ジラード「ああ。姉さんにこの国は任せられん!...野心無き王など、もはや王の器ではない。その子供たちに代わったところで結果は同じ」
ミラ「それで...兄も、私も...」
ジラード「残念だよキース。だがお前の望み、最後に叶えてやる」
ジラード公爵が起爆スイッチに指を掛けた。
そして私はルパンに告げる...
『今回限りの共犯友達しようぜ───?』
ルパン「...フッ、言ったなぁ〜??」
ピッ_
不二子「スイッチ、入れたわよん」
それを合図に、メイドに扮した不二子が機械らしき球体を掲げた。私とルパンはとっつぁんに掛けられた手錠を外す。
ルパン「あいよ〜!」
『せい!』
それをジラード公爵に投げつけ、輪がジラード公爵の両手に掛かる。
『よしとっつぁん!』
ルパン「引っ張れ〜い!」グイッ!
銭形「何ぃ!?」
繋がっていたロープを引き、ジラード公爵は前のめりに倒れ伏した。キース伯爵とカイルさんがすぐに取り押さえに走る、
不二子はメイドの変装を解き、ジラード公爵側の兵が襲い掛かってきた。とりま体術で何人かぶっ飛ばし、コナンは発射しないボール射出ベルトに首を傾げる。
コナン「なんで...」
『アレ』
指差す先には、転がる機械の球体。
コナン「...電子機器を使用できないよう妨害しているのか?」
『まぁ大体そんな感じ、だから爆弾も爆発しなかった!』
ドカッー!!
至る所で乱闘が起きている中、ミラ...いやミラ王女は倒れるジラード伯爵を見下ろした。
ミラ「もう貴方を叔父とは思わない。実の姉と、その息子を...そんなことができるなんて、私は貴方を許しません!決して貴方なんかに、この国は渡さない
─────この国の王は...この私です!」
キース「ミラ王女...」
ジラード側の兵を一掃し、皆がその王女の宣言に笑みを浮かべた。
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壊(プロフ) - MNさん» あ、なるほどです。納得しました、ありがとうございます。 (3月19日 13時) (レス) id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - 壊さん» コメントありがとうございます。基準が3点って事です!どっちに転んでも低い採点ってことです。分かりにくくてゴメンなさい!! (3月19日 13時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 636の「3点中3点」だと満点ですが、「100点中3点」または「10点中3点」では無いのですか? (3月19日 13時) (レス) @page37 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - MNさん» ありがとうございます!!あの忘れてしまう場合は私が返信するので迷惑かけないようにします。これからも更新応援します!📣 (3月3日 11時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - ご丁寧にありがとうございます!了解しました! (3月3日 11時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月3日 0時