【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する１１ (ページ9)

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大和「館が燃えているだとッ！！？」

毛利/蘭/コナン「「「！？」」」

『勘助貸して！！』ﾊﾟｼｯ!

大和「あ、オイ！」

勘助から携帯を奪い取り、まだ繋がっている由衣に問掛ける。

『由衣！高明に五丈の森で巻かれたという事は、まだ館が燃え初めてからあまり時間は経っていない！！！けどその口ぶりから察するに高明が外に出ている様子は見えないんだろ！？

だとすれば、高明は館の中で動けない状況にあたる可能性が高い！裏口ならまだ炎は完全に回っていないハズだ！！高明の事だヤツは事件現場にいる...急げ！！！』

由衣《うっ、うん！》

私の問い掛けに由衣刑事は戸惑いながらも電話を切った。携帯を敢助に渡し、運転するおじさんに急ぐ様に問う。

『急いで、おじさん。消防にも連絡を入れないと』

毛利「あ、嗚呼...」

戸惑いながらもおじさんは車のスピードを上げた。

大和「.....お前、」

『.....。人命が掛かってる時に皮を被る必要ある？』

大和「!」

その言葉に敢助は目を開いて、しばらく私の事を見詰めた。

蘭「汀紗...？」

コナン「...」

後部座席で私の隣に座っていた蘭と、膝の上に座っていたコナンが困惑の表情を浮かべている。

まるで、全く知らない別人物を見ているか様な目で...

『...ほら、こういう時どうするのが最善かって陣平達に聞いているから』

蘭「そ、そうなんだ...。(それにしちゃ...、)」

コナン(やけに危険な状態の場所に慣れているというか、ＦＢＩや松田刑事達と要請を行っている汀紗とはどれも当てはまらない...。

なんだ？この鋭くて冷酷非道な雰囲気は...？)

『.....。』

まだ、コナン君は知らないもんね。

公安に協力要請を受けた時の、冷たい私は────、、。