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その時、エレベーターの扉が開いた。



コナン/キッド「「!」」

『あ、リーダーの人』


ドドドドドッ!!!!


リーダーは問答無用でマシンガンを撃ってきた。

3人それぞれ違う場所に散る。キッドは直ぐに物陰に隠れ私は特に隠れる所が無かった為、下手に動かず相手の指の動きを見て弾を避けながら、空気砲の銃を取り出す。

コナンの方も走って、銃弾をかわしキック力増強シューズとボール射出ベルトに手をかけた。同時にスイッチと引き金に手を掛け、リーダーに向けて発射する。




コナン「くらえ!!!」


『...。』




ドンッ────!!!!!




空気砲とサッカーボールがリーダーに当たり、リーダーは吹き飛ばされエレベーターの扉に吹き飛ばされ動かなくなった。これで一件落着かな?


『...おや、コナン君、ほっぺかすってるでは無いか』

コナン「え?痛っ...ほんとだ。」



キッド「フッ、戦士の勲章だな」



いつの間にか、こっちに来ていたキッド。懐から絆創膏を出して、それをコナンの頬に貼った。「新一♡LOVE」って文字書いてあるやつだ。


キッド「つーか汀紗、ほぼ動いてなかったけど、どうやってあの銃撃戦避けてたんだよ...。」

『え?相手の指の動きを見れば銃弾なんて簡単に避けられるよ。ちなみに...』

ガチャ!!


キッド「!」


『この距離から銃口を向けられても私は避けられる』


あと数センチで額に着く距離をキッドに向けた。

キッドもコナンも本気でビビって、冷や汗を浮かべていた。あと化け物が...って目を向けられた。泣いちゃいそう...(涙目)


灰原《江戸川君、こっちの2人もやっつけたわ》


その時、コナンの探偵バッジから哀ちゃんの声が聞こえてきた。ダイニングにいたテロの仲間も無事倒せた様子...じゃない、言いたいことあるんだったッ!!!

『貸せ江戸川』

コナン「あ、オイ」


『“灰原哀ちゃん”』


声はあのウェイターニキに変えて、探偵バッジに問い掛ける。数秒間だけ沈黙が続き哀ちゃんが《何かしら?》と返事をくれた為、多分私だと気付いた。

『“哀ちゃん、あのテロリストのウェイター女に叩かれたでしょ?”』

灰原《えぇ、まぁ...でも大丈夫よ。》

『“いや大丈夫じゃない。事が済んだら、その女だけは...絶ッ対ェに許さない...から覚悟しとけって伝えといてくれるか?出来ればでいいから、じゃっ♡”


よし、次だ。リーダーニキから聞き出すぞ』


コナン「あ、嗚呼...。」


キッド(怖...っ) ブルッ

 

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設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月2日 10時

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