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灰原「.....フーン、」
コナン「...なんだよ。」
灰原「別に」
蘭の様子をじっと近くの席で、見詰めていたコナンを面白そうに観察した灰原。
光彦「...ですから、このドアを開ければ真ん中の通路へ出られるんですよ」
歩美「それで前のドアからでれば...」
元太「行けるんだな!?」
するとコナンの後ろの席で、何やら企みがある様子の子供達に苦笑いを浮かべたコナン。そして席を立とうとした子供達を博士が引き留めたが直ぐに行ってしまった子供達。
園子「あ〜んっ♡待ち遠しい！早く大阪に着いてキッド様に会いた〜い！！
そして、願わくばその不適な唇に私の唇を重ねて＿＿＿」
ｶﾞﾀｯ!!
蘭「ダメダメ！そんなの絶対ダメ〜！！」
園子の発言に突然、顔を赤らめて立ち上がった蘭。
園子「へ...？」
コナン「...?」
蘭「っ、キ、キッドは犯罪者でしょう！！そんなの不謹慎よ！」ｽﾄﾝｯ
園子「...何ムキになってんのよ...。」
蘭「べっ、別に...っ!!」
蘭のおかしな様子に、再びコナンはじっと見詰めた。それを面白そうに灰原は笑みを浮かべながらケーキを口にし始めた。
灰原「ふふっ、ﾊﾟｸｯ...あらコレ美味しい。あのウェイターの彼が言ってたブラックベリーって果実 甘酸っぱいわね」
コナン「...」ｼﾞﾄｫ〜
ケーキが置かれた途端、速攻で爆食いして完食した中森警部たち。もっと味わって食べなさいよ、次郎吉おじさんの言う通りSP達が見張ってるんだから...
ウェイター2「(まぁ、しゃーねぇか。) お下げしても？」
中森「あぁすまない。」
警部達の皿を片付けていると、元太達がフロアを出て行こうと席を立ち始めてテーブルの場所を離れようとした時、ポニーテールのウェイターのした不意のくしゃみが元太の顔を掛かってしまった。
汚たな 常識無い可愛い子は無理←
「あ、ごめん...」
元太「ったく、気をつけろよなぁ。くしゃみする時はこうやって口をふさげって母ちゃんに言われなかったか？」
「すみません...」
珍しく正論かますやん元太w
注意した元太達はそのままフロアを走って抜けて、部屋にトランプをしに行った(適当)
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月2日 10時
