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キッド「あの場を切り抜けるにはオレが工藤新一だって、信じてもらう他なかったんだよ。だから名探偵の言ってたUFOの昔話をあのお嬢さんに聞かせてやったら...信じてもえた」
『“...で?その昔話のおかげで一時修羅場を乗り切れたのはいいが、その後の事は考えているのか?知ってんだろ蘭がずっと新一の帰りを待っている事ぐらい。
それで突然 新一の疾走した理由が、怪盗キッドやってたって理由付けで蘭がどれだけ困惑とショックを受けるか分かっているのか?”』
キッド「.....全然考えてなかった」
ドンッ!!
キッド「ギャアッ!!!撃ってきたよこの人ッ!!!」←
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ティータイムの時間になり、ロビーのテーブルの席に着いているコナン君達。
宝石を警護する為の罠に引っ掛かりまくってたおじさんはビールをぐびぐびと仰いで、ウェイトレスお姉ちゃんにおかわり〜っ!とすっかり上機嫌になっていた。
ウェイター2「よし、次だ。デザート運ぶぞ」
ウェイター1「あぁ。」
トレイの上に人数分のケーキを置いて、席の方に運ぶ。
ウェイター1「お待たせ致しました」
ウェイター2「デザートのケーキです。」
蘭「あ、...ありがとう」
園子「ふふっ〜待ってました〜!!」
デザートが夫々自分の目の前に置かれる中、蘭は私の方を一瞥して次にキッドの方を暗い表情でじっと見詰めた。
園子「あれ?この生クリームの間にあるフルーツなんだろ...??」
ウェイター2「それはブラックベリーと呼ばれる、バラ科のイチゴ属の果実でございます。ごゆるりとお嬢様♡」
園子「あ、は.....はいっ...// (えぇ〜っ!!?ちょっと待って、!よく見なくてもイケメン過ぎないこのウェイターさんッ!!)」
ウェイター2(っとか思ってますね園子お嬢様!!)←
まぁ連絡先〜!とか聞かれる前に次のお仕事に行きます。
園子「あ、ちょっと待ってイケメンなウェイターさ〜ん!あ、行っちゃった。まぁいいや、また会えた時に聞けば...ねっ蘭!
.....ん?...蘭?蘭ってば!」
蘭「!.....え?あ、ごめん」
園子「何、深刻な顔して見つめてんのよ。あんな子が蘭の好みだっけ?イケメン高身長じゃない方ね」
園子は立ち去って行く俺とキッドの背中を見詰める。
蘭「え?べ、別にそんなんじゃ...//」
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月2日 10時