【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する１０ (ページ9)

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芝公園辺りの東都タワーに到着した各県警、そんな中高木刑事と佐藤刑事が車の道を変更して米花の森の方へと向かった事を松本警視に伝え、2人に電話を掛けたが。

白鳥「...ダメです、高木も佐藤も出ません」

松本「構わん、放っておけ...水谷はこの近辺に潜んでいるはずだ。手分けして見つけ次第、確保しろ！」

「「「はい！！」」」

夫々動き出した刑事達を、広場の死角から眺めているフードを被っている人物がいた事に気付いたのは松本警視ただ一人...。

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東都タワーの方は閉館時間になりあっという間に人はいなくなった。静かになった展望デッキで、人影を見つけたコナン。

コナン「...」

目線の先には、空を見上げてワインを飲む彼...

コナン「曇ってるから見えないね」

コナンはゆっくりと彼に近付き、その言葉に彼...水谷浩介は目を開いて振り返った。

コナン「水谷さんとなな子さんの好きだった北極星と北斗七星」

水谷「君は...」

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下の階では、各県警が捜査に当たる為東都タワーに入っていた。

その背後を松本警視は進み、微かにニヤリと笑みを浮かべた彼は懐から拳銃を取り出し、まず白鳥警部に殴り掛かろうとした時...

ｻﾞｯ_！！

松本「!」

真後ろから何かが横を猛スピードで通り、誰もその気配に気付くこと無く、首を打たれた各県警の刑事は為す術なくその場にドサリと倒れ込んだ。

刑事達を一瞬で気絶させた人物は...

『.....。』

松本「...フッ、お転婆なのは知っていたが、まさか嬢ちゃんがこんなにも組織の任務に足踏み入れてくるヤツだとは思わなかったぜ」

『...まぁ、アンタに手を出されたくなかった刑事がいるからな』

汀紗は気を失っている松田と伊達に微かに目を向けた。

松本「ほぉー...、そんなにその刑事2人が大事なのか？」

『ああ。大切な友達だー。』

松本「...フッ、」

汀紗の真剣な表情を一瞥した彼は、笑みを浮かべて倒れている刑事達の横を通り、汀紗の横も通り展望デッキの方へゆっくりと歩み始めた。

松本「嬢ちゃんも来るか？」

『...まだ行かない。』

松本「なんだそれ、」