【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する１０ (ページ49)

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では気を取り直して事件の方に集中〜♪

『ねねっ敢ちゃん。この部屋の中心に背中合わせで並んでる塗装された白と黒の椅子は何？』

大和「...はぁ、遺体は白い椅子の方に座っていた。」

やめない敢ちゃん呼びに呆れながらも、応えてくれた敢ちゃん。敢ちゃんだね〜！

蘭「ま、まさか犯人が誰かに向けてのメッセージとか？」

大和「いやそれはねぇぜ。この部屋には盗聴器が仕掛けられたままになってたからな」

『へー。じゃあダイイングメッセージだね！』

蘭「え？ど、どうして？」

毛利「犯人がその盗聴器を仕掛けたとなりゃ、音で害者の生死を確認したあとこの部屋にやってきてその盗聴器を回収する筈だろ？」

大和「ああ、つまりこの赤い壁も白と黒の椅子も正真正銘...害者が残したダイイングメッセージってわけだ」

そして、肝心な害者の人物は明石周作だとつけ足した敢ちゃん。その明石さんと結婚した小橋葵さんも苗字が明石になっていたそうだが3年前...ここの倉庫で無くなってしまったとの事。

由衣「元々心臓が悪くてね、倉庫で探し物をしている最中に発作が起きてそのまま...夫の周作さんはこの時、部屋にこもって作品を仕上げていて、奥さんが倒れているのに気づいたの半日も経ったあとだったらしいわ」

蘭「そんな...。」

毛利「となると...この赤は名前じゃなくて...赤...赤の、そうか！犯人は赤の他人とか？」

大和「おいおい！そんな答えを聞くために俺はあんたを東京まで迎えに行ったんじゃ...」

???「賢に見えんと欲してその道を以てせざるは...

猶ほ入らん事を欲して之が門を閉づるが如し」

声のした方向へ首を傾げると、いつの間にか扉の前にいたあの人とそっくりな顔立ちをした男性...。

『.....。』

???「天下の名探偵を電話で呼び付けず、自ら迎えに行った所までは良しとしましょう。だが今の毛利探偵に対する君の言動は無礼極まりない...古い友人として恥ずかしく思いますよ。勘助君」

大和「っ何しに来やがった！？所轄は引っ込んでろ！」

???「いやいや、ここは我が新野署の管轄...引くわけにはいきませんね」