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てな訳で、死亡の館に到着しました!
見た目は古い洋館で、ドロドロとした空気が漂っていて不気味だ。ちな元々はお金持ちの別荘なんだと※敢ちゃん詳細.
そうおじさんに説明する敢ちゃんの少し後ろで私の隣にいたコナン君は由衣刑事の袖を引っ張り、話し掛けた。
コナン「大和警部が小五郎のおじさんに助けを求めるなんて柄じゃなくない?」
由衣「あぁ、それは...ぜーったい負けたくない人がこの事件の捜査に加わってるからよ!」
『...』
コナン「──じゃあ、その人の警察の人??」
由衣「えぇ。でも私達長野県警本部の刑事と違って、その人はこのあたりを管轄にしている新野署の刑事だけどね」
『て事は...必要の無い張り合いをしている理由は学生時代からライバルとかなんだとか競い合っていたとかで?』
由衣「凄い!その通りよ汀紗ちゃん! やっぱ敢ちゃんの見る目はコナン君同様...当たっているみたいね!」
「『ん?』」
敢ちゃんを一瞥した由衣刑事。
聞くところによると、東都大学法学部をトップで卒業したにも関わらずキャリア試験を受けずにノンキャリアで県警本部に入ったらしくある事件が、元で新野署に戻った変わり者だと言う。
ある事件はアレですね、敢ちゃんがとある事件を追ってる最中で雪崩に巻き込まれ行方不明になり、上の命令も無視して病院で入院していた敢ちゃんを見つけたって言う...
コナン「じゃあ元は長野県警本部の同僚だったの?」
由衣「そう!これがまた敢ちゃんみたいな軍師っぽい名前でね...」
大和「おい上原!中に入るぞ。」
由衣「あ、はい!
とにかく、敢ちゃんその人が相手だとカーッとなってほとんど勝ったことないらしいから力を貸してあげて!もちろん汀紗ちゃんの力量も楽しみにしているわ!」
コナン「へ?」
『力量って...』
由衣「敢ちゃんが頼りにしてるのは、毛利探偵じゃなく君の方だからさ!」
謎に期待されている私と、頼りを得ているコナン君と共に中に入る。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時