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車に乗って事件現場へ向かっておりやす。
コナン君は私の膝の上【定期】で、道っぽくない道を進んでおりやす。由衣刑事いわくこの道が近道との事、そんでもってその事件のお題とやらは「血塗られた赤い壁の謎」という物らしい.....
『ふーん。血塗られた赤い壁...ねぇ』
蘭「ま、まさか人の血で真っ赤に染まった壁が森のどこかにあるとか!?」
由衣「違うわよ! 血塗られたって敢ちゃんが言ってるだけで実際は...」
大和「おっと、そこまでだ。先入観は推理を乱す...直に現場を見てもらう為にわざわざ東京まで迎え行ったんだからな。
それと俺はお前の上司だ、敢ちゃんはやめろ」
由衣「はいはい、大和勘助警部!」
なんてやり取りを運転席と助手席で繰り広げる2人。
『あ〜全く尊いぜバーロ(●REC)』
コナン「汀紗姉ちゃん撮ってるでしょ」ジトォ...
『HAHAHAなんの事やら』
由衣「あ、そうだ。あの時ちゃんとお礼を言えてなかったからここで言わせて、あの時庇ってくれてありがと汀紗ちゃん!」
運転席から顔を出してウィンクをしてきた由衣刑事...
『敢ちゃん由衣刑事を私にください』
大和「敢ちゃん言うなっつってだろ!大体なんで俺に許可入れるんだよ!!」
『え!?上原は大和のものじゃないの!?』
大和「あるか!!!」
由衣(敢ちゃん...(汗))
(やっべぇおもしれー男...^^)
コナン「...はぁ、」
膝の上のコナン君には呆れられたため息をつかれ、これから行く場所は、森の中に立てられた古い家で名前は「希望の館」...と呼ばれていたのは3年前までだと言う敢ちゃん。
理由はその3年前に館の倉庫で一人の女性の遺体が発見されたらしく、その土地の人達からはこう呼ばれているよう
大和「希望ならぬ「死亡の館」だとな...」
『ネーミングセンス無w』
コナン「汀紗姉ちゃん空気壊さない。」
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時