【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する１０ (ページ5)

今日:137 hit、昨日:217 hit、合計:36,927 hit

454 ページ5

同時に、私の携帯にも着信が入った。相手は...陣平

ｳﾞｰｯ!! ｳﾞｰｯ!!

prrr... prrr...

「『...。』」

左右から呼び出し音と着信音が聞こえてくる。

私とコナンは目を合わせて、私は応答ボタンを押してコナンの方も応答音が聞こえてきた。

コナン「あ、博士__」

松田/コナン《「星の位置」だ！！》

コナン「__って分かるか？」

博士《何？星の位置じゃと？》

ほぼ同時に陣平とコナンの言葉が重なった。横でコナンは一瞬、私の方を見て博士に伝える内容を続ける。

コナン「あぁ！7つの犯行現場は、北極星と北斗七星の中の6つの星の位置を示していたんだ！」

灰原《ちょっと待って》

コナンの電話越しにパソコンのクリック音が聞こえる。

その隣の私の電話越しには陣平は更に話を進める。

松田《こんだけ“七夕”って単語がキーワードになってる訳だ。七夕に関する事が何かあるに違いねェと思って、会議抜け出して班長と星を詳しく調べた結果...同じだったぜ》

灰原《...実際の星の写真と重ねてみると、ほとんど一致するわ。随分几帳面な犯人ね》

(会議抜け出すなよ。)

コナン「同じように、麻雀牌のアルファベットもすべて北極星と北斗七星を表していたんだ...。

ピンズの1と7は、北極星と北斗七星の形を...アルファベットは、それぞれの星に振られたギリシャ文字の‪α‬、β、γ、Δ、ε、ζ、ηの大文字！」

松田《えっと...北斗七星の残り、、メラクの位置？っつーの？？港区、芝公園のあたりだったぜ。どうだ？これ当たってるか？...いや当たってるだろ。》

『.....ああ、正解だ。やったな陣平、あと多分隣で話聞いてる航』

「シャア！！」と子供のように喜んだ29歳。

伊達《貸せ。松田！...けど嬢ちゃん、麻雀牌の謎が解けたのはいいものの肝心の水谷浩介の居場所が分からねぇ。》

松田《嗚呼、なんかねーか？ソイツの居場所が突き止められる方法か何か__》

そこまで言いかけてきた松田と伊達の電話を切り、隣で哀ちゃんにお礼を言ったコナンも通話を切りこっちに目を向けてきた。

コナン「どうやら答えは、一致した見てぇだなー。」

『嗚呼、けどこっからは私達の問題だ。事件と組織に決着を付けるぞ』

コナンは決意した表情を浮かべ、歩き出た。