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元太「オレ達でアイツらやっつけるっきゃねーな!」
光彦「でも相手は5人ですよ!? 汀紗さんがいても...」
コナン「いや4人だよ。」
コナン君は隣の個室で伸びている強盗犯の1人を見てそう言った。
コナン「汀紗姉ちゃん、今なに持ってる?」
銃とワイヤー...と言いたい所だが、ここでそれ言ったらこの強盗犯拘束するようにってコナンは私に頼むだろうしそれだと本編通りにならねぇ。
『生憎、手ぶらバイトも無かったからな』
コナン「そっか。とりあえずこの男の携帯を使って...」
コナン君は強盗犯のズボンのポケットの中身を漁り、携帯を取り出した。
コナン「汀紗姉ちゃん、電話で1人適当に呼んでその間罠仕掛けとくから」
『りょーかいっ』
コナン「お前ら強盗団やっつける為に罠張るぞ」
元太「おし! 少年探偵団!」
光彦/歩美「「出動!」」
私はコナン君から携帯を受け取り、横で静かに罠を用意し始めた少年探偵団を見守りながら向こうにいる4人の内の誰かの強盗犯の電話に掛けた。
prrr... prrr... プツッ、
『“あ、俺だ!そっちどうなってる?”』
強盗犯《なんだお前、気が付いたのか?》
『“あ、あぁ...でも頭がクラクラして一人で歩けそうにない...ちょっと肩貸してくれねぇか?”』
強盗犯《わかった。待ってろ!》
『“あぁ” .....悪ぃな。
コナン、こっちはOKだ』
コナン「こっちも準備完了だ、」
私とコナンは男子トイレの物陰に隠れて、伸びている強盗犯を迎えにやって来る別の強盗犯を待ち構える。
__ガチャ
強盗犯「おい、だいじょ...。!?おいおい、まだ伸びてんじゃねーか!?じゃあさっきの電話は!?」
コナン「きっと夢の国からかけたんじゃない?」
『銀行強盗なんて割に合わねぇ仕事...』
「『やるだけ損だってね!/な』」
強盗犯「こっ小僧何処から!?それに髪染めてる女 お前、なんで...!?」
ダッ!
強盗犯「あ、コラ待て!!」
『ほらぁ〜こっちまでおいで短足っ♡』
強盗犯「あ゙ぁ!?舐めやがってクソアマッ、、!ぶち殺してや__」
ズルッ!
強盗犯「うわっ!?」
ゴンッ!!
私とコナン君は一緒に走り、強盗犯を適当に煽って奥へ進み、曲がり角の所で道の端に掃けて、私達を追って来た強盗犯はそのまま床に敷かれていたトイレットペーパーに滑って頭を強打した。
『気絶してやんの、麻酔も体術も使う必要は無かったみたいだな』
コナン「嗚呼。にしてもお前、短足って...」
『あら〜男を手玉に取って煽るなんて簡単な事よ♡』
コナン「怖ェおんな」
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時