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その瞬間、コナンは麻酔銃を放つ...が、松本警視はそれを避けたかのように微かに横にずれ、麻酔針は水谷に命中した。
水谷「ぅ...あ、、」フラッ...
本上「クソォ!!」
その瞬間、本上がスタンガンで松本警視に襲いかかるが一発拳を入れられ本上は顔を歪めて、気を失いその場に倒れ込んだ。
コナン「やっぱりアンタか、
アンタがアイリッシュだったのか─────。」
アイリッシュ「...フッ、」
コナンの問い掛けに、
松本警視...アイリッシュはニヤリと笑みを浮かべた。
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米花の森で博士と少年探偵団達と合流した高木刑事と佐藤刑事が例の小屋の中に突入すると、そこには縛られ気絶している松本管理官の姿があった。
佐藤「やっぱり、!松本管理官!!」
高木「ええっ!?」
佐藤刑事は口にはられたガムテープを剥がし、高木刑事に目暮警部に連絡するように伝えた。
一方、米花の森の出入り口になっている駐車場の所には博士のビートルや高木刑事の車の他に、一台のバイクとそれに跨る長く美しいブロンドの髪を持つベルモットがいた。
prrr... prrr...
ジン《俺だ。どうした》
ベルモット「バレたわよ。...彼が偽物だって」
ベルモットはそれだけ伝えると、バイクにエンジンを掛けその場を後した。その光景を博士のビートルの中で見ていた灰原は身を潜めながら走り去るベルモットを眺めた。
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その頃、蘭はコナンのことが心配になり園子と一緒に東都タワーへやってきていた。受付にコナンの写真を見せると見たと言う。
「スケボーを預けて行ったのに、取りに来なかったんでおかしいなとは思ったんです」
蘭「ぇ、!まさかまだ中にいるなんてことは...」
警備員A「そんなはずありませんよ!」
警備員B「あったら大変だ!殺人犯と鉢合わせしてしまう」
園子「さ、殺人犯!?」
「今、警察が中を捜査中なんです!」
蘭「...園子、ここにいて!!」ダッ!
園子「あ、ちょっと蘭!!」
蘭は警備員の制止も聞かず、東都タワーの中へと走っていった。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時