451 ページ2
しかも根拠とか証拠じゃない私と私の周りの人間の発言や表情を見て、ここまで導いたあたりやっぱゼロの同期バケモン集団だよ.....。
『そう、私の家族はそういう人達だ...』
それに3人は1度目を伏せて、最初に班長が訪ねてきた。
伊達「一応聞くが、血縁か?」
『いや無縁。汀紗ちゃん転生者故に孤児なんでね、両親はいらっしゃりません。かわりにその人達が私の家族って訳でございます』
萩原「なるほどね...、」
頷いた態度を見せた萩と航、その横で陣平が問うてきた。
松田「...淋しいとは思った事ねーのかよ?」
『え?なんで??どこが淋しいん??家族には月程度ではあるけど会えてるし__』
松田「そうじゃねーよ。お前にもいただろ?前世には血の繋がった両親が...その人達と会えなくなった今、淋しいとは思った事ねーのか??」
『.....。』
痛いところ突いてくるなぁー、、。
『別に〜って感じ。私家族の方が全然好きだもん!前世に悔いなんてないよ、まぁ言える事があるとすればアニメ見てた途中で転生させられた事かな!』
両手を頭の後ろで組み、3人に向けて笑いかける。
萩原「あぁ...それは、まぁドンマイだね。」
『ホントだよまじ神殺してやろうかと思ったわ。』
同情の目を向けてくれた萩に愚痴る。
『...てか2人とも会議大丈夫??』
松田/伊達「「え?」」
2人は合わせて、時計を見て「ヤベェ!」と血相変えてエントランスをバタバタと抜けて行った。隣で萩が苦笑い気味に「あの様子じゃ遅刻常習犯になってそー」とボヤいた。
『2人ともまだギリ大丈夫だっていつも言ってる』
萩原「それはもうダメじゃん!」
『てか、萩言っとくけど下手に私の家族の事を調べたりしないでよ?』
萩原「大丈夫だよ、同期2人が公安なんだ...俺も松田も伊達も自分の立ち位置を理解してる。
そこは抜かりないから安心しろ 汀紗───。」
萩原にぽんぽんと頭を撫でられた。
48人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時