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3人の知恵を搾った結果、麻雀牌のアルファベットの謎は解けずじまい。今頃コナンは服部と電話をして推理とあの「絶対やぞ」エモいシーンをやったに違いない←
松田「チッ、もう会議の時間か...。」
萩原「え?最近じんぺーちゃん達会議ばっかりだね。忙しそー...」
伊達「ああ、なんせ各県警の刑事が集まったデケェ会議だからよ。あ、それと嬢ちゃん伝えておきてェ事がある」
『ん?』
航と陣平の方を見上げる。
松田「捜査の一環で新堂すみれの事件現場に行ったんだがその帰り際、佐藤の車の前輪2つが同時にパンクした」
『.....そっか、大事にね』
そう言うと、萩が顔を覗かせてきた。
萩原「ん〜?? 汀紗ちゃんにしては反応が薄いね。ただの偶然だろって意味での相槌?佐藤ちゃんの身が危なかったかもしれないのに??それかただ単に興味が無いだけ??
それとも...汀紗の家族が一枚噛んでるから──?」
一瞬、心臓が止まった気がした。
『なんで?』
最大限...平常心を保つつもりで首を傾げる。
萩原「だって汀紗ちゃん。日常的会話でよく家族家族って言うけど、その家族の中身の事はまっっったくと言っていい程に話してくれないじゃん」
伊達「それに汀紗が家族の事を話すと、毎回微かに歪むアイツらの顔付き...。公安の方じゃポーカーフェイスなるものは付き物なんだろうけど、元班長である俺...
いや俺たち同期にはそんなもの通用しねーからな」
松田「要は公安案件、、つまり繋がってるんだろ?汀紗の家族と公安は...罪と察という名の深い繋がりで」
『.....。』
松田「あと、お前と一緒にいたあのFBI捜査官もその手の類で日本に観光っていう嘘っぱち着けてやって来てんだろ?」
3人の表情は真剣で、嘘一つない...
『.....はぁ、降参。』
「「「!」」」
両手を上げて、降参のポーズを見せる。
全く、、いつしかこういう日が来るだろうとは半分思っていたけどまさか映画軸の時に来るかぁ〜??
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時