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「とにかくごちゃごちゃになる前にさっさと仲直りしなさい」と言われ、お母様は再び家を出て行った。また任務かな...?
...にしても、、
(家族、か...。)
いつからそんな目でジンの事見てたんだろう、私...確かにもう何十年も育てて貰ってるからそういう情は持ってるよ?
でも...あと2年、3年近くでコナンもとい新一の宿敵になる。そうなった時...コナンはきっと私に対して探りを入れ始める。今まで家族関係について問い掛けられた時軽く流してたし、
この奇妙な家族関係を新一に知られたら私はどうなるんだろ...。幻滅される?敵視される?警察に突き出される?
...それとも...、友達じゃ、、無くなる.....?
『っ.....。』
“友達”
その単語が頭に浮かんだ時、一気に胸が苦しくなった。
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【警察庁】
とある人気の無い会議室に見えた四人の人影、
松田/萩原「「ハ!?あのガキ/子と会った!?」」
降谷「あぁ...お前らの言う、黒いフードを被っている少女にな」
諸伏「うん。それと俺もとある“件”で結構命が危うかったんだけど、松田や萩原と同じ様にその女の子に救けて貰ったんだ...」
松田/萩原「「!」」
降谷「それでその少女を調べてみたんだ。」
萩原「!なにか見つかった!?」
松田「せめて名前だけでも、何か探せ出せたか!?」
降谷「...残念ながら、期待に応える事はあまり出来ない情報しか手に入らなかったがな。」
そう言い降谷は持っていたタブレットを松田と萩原に見せた。そこには【八宵汀紗】と書かれた書類が表示されている。
松田「八宵...汀紗、」
萩原「可愛い名前だね」
諸伏「分かったのは名前だけ。それ以上の情報が全く出て来なくて、まるで...何か“ロック”が掛かっているかの様に...」
松田「ロック...?」
萩原「それって裏を返せばこれ以上警察とかに聞かれちゃ不味い情報があるってこと?」
降谷「あぁ...、恐らくな、でも_」
松田「悪い存在には見えねぇんだろ?」
降谷「.....うん。身を呈して名前も存在も知らない松田や萩原、ヒロを救け出してくれた。そんな子が悪に手を染めているだなんて...信じたくない、」
諸伏「ゼロ...、、」
降谷「これは私情に過ぎないんだが、まだ何も知らない彼女を僕はこれ以上、違法作業で応えを導き出す様な行為をしたくない。
自分の目で彼女を捜し出して、彼女と真剣に話がしたい。お礼が言いたい。それをする為にお前らも手伝ってくれるか───?」
「嗚呼」と3人は頷いた。
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sakiomi(プロフ) - ありがとうございます! (5月3日 15時) (レス) id: ebde28d070 (このIDを非表示/違反報告)
sakiomi(プロフ) - パスワードを知りたい時はどこから聞くといいですか⁇ (5月3日 9時) (レス) id: ebde28d070 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - 名無しさん» コメントありがとうございます!夢主の声...という事でしょうか?イメージするなら坂本〇綾さん辺りかなと思っています! (3月13日 16時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - CV 誰だろ… (3月13日 16時) (レス) @page1 id: 8569e305d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月18日 23時