検索窓
今日:152 hit、昨日:1,447 hit、合計:232,284 hit

26 ページ27

数分後、病院が騒がしくなった。

次々に患者さんや職員たちが病院から避難して行き、その間私は爆弾の隣に座ってた。別にやばくなったとしても解体出来るし...そう改めて考えると、コナンの世界のキャラの全能力使えるってマジでチートだな()


バタバタッ!!!


『おっ』


来ました!向こうから萩を先頭に爆処の人達がいっぱい!!


萩原「あッ、!キミは!!」


『やっほーおにーさん。爆弾私の隣の椅子の下にあるから解体は任せたよ!盗聴器登載されてるかもだから、お静かにね』

萩原「エッ、あっ、ウン!?てかちょっと待って!!どこ行くの!?」

『え?避難。お兄さん達来てくれたし“一般人”の私もこの病院から避難するの〜。』


萩原(っ、やっぱり...4年前のあの子と恐らく同一人物...。)


『あ、避難する前に一言。』


萩原「...?」



『松田陣平は観覧車に仕掛けられた爆弾解体に向かった?』



萩原「!なっ、なんでそれを!?というかなんで松田の名前を...??」

『質問に答えて。』

萩原「!...っアァ、もう1つの爆弾場所、、米花町の観覧車に向かったよ...。」


『.....。それだけ聞けたのなら十分、ねぇ、おにーさん。』


そう問い掛けると萩原は爆弾の方から目を離さずに「......なに?」とだけ呟いた。なら私の言う事は一つだ。ちょっとまた厨二くさい口調で喋ってるけどこれも生存のため...皆を救ける為!!


『次も私に会いたい?』


萩原「! ...嗚呼、会いたいよ。逢って、君の名前が、君が何者なのか、君が何処まで何を知っているのか、全部、、聞きたいことが沢山あるんだ。」



『.....そっか。なら次は、』




コツンッ...




そこで私は足を踏み出し、萩原から距離を取り、





『“同期五人”で私に逢えた時にだねー。』





そう萩原に告げて病院を出た。


──────────────────────────



萩原「...」



パチンッ...、


爆弾の解体は恐ろしい程に冷静になって進められた。あとは...三本コードを切れば解体成功だ。...こんなに冷静になったのは初めて、4年前のあの時とは違いちゃんと防護服も着ている。

自分でも驚いている、なんでこんな冷静でいられる?目の前に爆弾があるんだぞ?焦りは最大のトラップだが、緊張と焦りは違う。頭の片隅では死ぬんじゃないかという恐怖がある


でも、今はそれがない程に冷静になっている。なんでこんなに冷静でいられるのかは分かる、それは...



─『“同期五人”で私に逢えた時だねー。』



萩原「...ハっ♡ 絶対に逃がさないからね?フードのお嬢ちゃん」



俺をその気にさせたあの子のせいだ。

27→←25【米花中央病院のどこだよ!?】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
214人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

sakiomi(プロフ) - ありがとうございます! (5月3日 15時) (レス) id: ebde28d070 (このIDを非表示/違反報告)
sakiomi(プロフ) - パスワードを知りたい時はどこから聞くといいですか⁇ (5月3日 9時) (レス) id: ebde28d070 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - 名無しさん» コメントありがとうございます!夢主の声...という事でしょうか?イメージするなら坂本〇綾さん辺りかなと思っています! (3月13日 16時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - CV 誰だろ… (3月13日 16時) (レス) @page1 id: 8569e305d5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MN | 作成日時:2024年2月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。