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『....。ゴホンッ、すみません』
私は店員に声を掛けゼロとヒロの方に耳を傾ける。
バーボン「スコッチ、貴方ね...」
諸伏「萩原が...」
降谷「! ...アイツが、どうした?」
(萩!?なんで萩!?生きてるじゃん!!私が救いました!!)
諸伏「いや連絡寄越してきてさ、探して欲しい“女の子”がいるらしいんだって。あ、もちろん公安の仕事優先でって」
降谷「女の子?」
(なにそれ!?萩ロリコンなの!?((
諸伏「そう女の子、何でも4年前の爆弾解体中に逃げ遅れたらしい女の子がいきなり目の前に現れてさその子を救け出そうとしたと同時に爆弾が爆発して難を逃れたらしい」
(...うん。それ十中八九俺だわ())
でもなんで?なんでそれで萩は私に会いたい訳??
降谷「それで何故その救け出した女の子に会いたいと思うんだアイツは?」
(ナイス質問ゼロ〜!)
諸伏「...とても子供には見えなかったんだって口調から言われた言葉から何から何まで小さい子を庇っと言うより、最初から爆弾が爆発するのがわかっていたかのような口振りもしていたらしくてさ」
『.....。』
諸伏「その子はその爆弾事件があった日から姿を見てないらしくて、だから無理だとは分かっているんだけどもう一度その子に逢えたのなら逢いたいんだって...逢ってその子がなんなのか、君のお陰で生き延びることが出来た事に御礼がしたいんだって」
降谷「...非現実的な話だな。」
諸伏「俺もそう思うよ?でもあんな真剣な声色をした萩原は久しぶりに見たからさ、本気で萩原もその女の子を探しているんだと思う。」
そう諸伏が話の話題が纏まった所で、
カタン...、
諸伏「! ...え?」
「こちら“カミカゼ”で御座います。」
店員が諸伏の机の前にカクテルドレスに入ったカミカゼという洋酒を置いてきた。
諸伏「なんで...?」
「先程あちらの席に座ってらっしゃいました女性のお客様より、コチラの洋酒を渡してくれと頼まれまして、どうぞお召し上がりください」
そう告げ店員は諸伏達の前を去っていった。諸伏は机の上に置かれた洋酒を不思議思いながらもカクテルを持ち、何か薬が入っていないかなどを軽く確認して...
諸伏「コク...」
降谷「! オイ、」
諸伏「.....うん、大丈夫、ほんとにただのお酒みたい。その女性がなんでこのお酒を俺にくれたのは分からないけど」
降谷「カミカゼ...、どういう事だ?」
“カミカゼ”
───────貴方を救う、、。
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sakiomi(プロフ) - ありがとうございます! (5月3日 15時) (レス) id: ebde28d070 (このIDを非表示/違反報告)
sakiomi(プロフ) - パスワードを知りたい時はどこから聞くといいですか⁇ (5月3日 9時) (レス) id: ebde28d070 (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - 名無しさん» コメントありがとうございます!夢主の声...という事でしょうか?イメージするなら坂本〇綾さん辺りかなと思っています! (3月13日 16時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - CV 誰だろ… (3月13日 16時) (レス) @page1 id: 8569e305d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月18日 23時