episode43 ページ43
ジューッ…
ハニ:…お前そんなに何が気になるわけ？
『…何でか分からないんだよ。ジョンハンに彼女ができた時も特に気になんてしなかったのに』
ハニ:…あのなあ
二人の後を追ってサムギョプサル食べに来るなんて自分でもどうかしてると思う
だけど気になる
『…』
ハニ:…あの子のこと好きなんだろ？
…まさか。
僕がジョンハンと目を合わせると呆れたように僕を見ていた
『…そんなわけないじゃん。ただの友達だよ』
ハニ:ただの友達だったらストーキングしねえんだよ
僕がAちゃんのこと好きだったら
Aちゃんは僕のこと嫌うだろうか
気付いていたのに気付いてないフリをしていただけだったのかもしれない
『……好きなんだと思う』
最初は仲良くなりたいだけだったのに
気付けば目で追っていて、仲が良いホシたちに嫌気がさすこともあって
夏休みに会えた時も嬉しかった
カフェに来る理由が僕だったらいいのになんて思って
偶然会えた時も嬉しくて
花火大会の日にジョンハンと親しげに話していたから思わず手を伸ばしたんだと思う
わざと彼女のこと困らせるようなことした
ジョンハンやユキの前で
Aちゃんって口癖のように名前を出す度にあの子のことばかり考えていた
『全部、可愛く思えるんだ』
ハニ:で、告らねえの？
…失敗するの分かりきってて何で告白するんだよ
好きな人がいる子に告白したってフラれる
分かりきってるから嫌なんだ
ハニ:そんなんだったらその好きな人に取られるぞ
『…』
離れたテーブル席を覗くと、ホシに笑顔を向けているのが見えた
何で僕じゃないんだろう
もし、
もしも僕が今日ここに誘ってたら彼女は僕とホシどちらを優先するんだろう
こうやって汚い考えもしてしまう
素直なあの子に釣り合う性格なんて僕は持ち合わせてない
ハニ:ジスはAちゃんとどうなりたいわけ。
『…同じ気持ちだったら嬉しいよ』
ハニ:じゃあ、あの子のこと誰がどう見ても特別扱いすれば少しは気付くだろ
誰がどう見てもって…
簡単に言うけど何をしたらいいのか分からない
僕があの子にしてあげられることってなんなんだろう
『…僕なりに考えてみる。』
・
あの頃の僕は
君のことが好きだと気付いてごまかしていたんだと思う
だって僕は君に似合うような男じゃない
だけど君が他の誰かのものになるのは怖くて臆病者になっていたんだ
そんな僕の天邪鬼が君を傷つけるとも知らずに
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キキ - とても面白くて一気の読んじゃいました！続き楽しみにしてます^ ^ (2019年12月14日 17時) (
レス) id: b5b68b1f48 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - ホンくんの自分の気持ちに気づいた時の男らしい告白を楽しみに待ってます！でも、この2人の気持ちが重なるまでにある色々な出来事、それもまた楽しみです。ね、剛田ジョンハニ^_^更新を楽しみに待っています！頑張ってください^_^ (2019年11月25日 23時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
strawberry(プロフ) - いつも見てます！主人公ちゃんが中学校の時好きだった人で、btsのホソクさんはどうでしょう(o^^o)これからも更新頑張ってください！ (2019年11月23日 22時) (レス) id: b15d1f6763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やっこちゃん
| 作成日時：2019年11月5日 23時
