episode13 ページ13
好きな人と二人で出かける。
それは私の人生で初めてのことである
私の歴史に今日という日は成功しようが失敗しようが深く刻まれることになるだろう
朝起きた時から目覚めが良くて
いつもより早く登校して
信号にひっかからなかっただけで喜んだ自分
授業中も起きてるのに先生の話が一つも入ってこなくて
ちらっと離れた席にいるホンくんの方を見るとしっかりとノートを取ってて
私、今日あの人と映画観に行くんだとにやけが止まらない
ホシ:緩。なんだその緩んだ顔。
「え〜もうどうしようどうしよう何話したらいい？ホンくんつまらないって途中で帰ったりしないかな…」
ジュン:さすがに途中で帰るなんてないよ〜
時間が近づくにつれて緊張と不安が押し寄せる
色つきリップを何度も塗り直してジュンちゃんに鏡を借りて何度も直す
ミンギュ:そんな念入りにしなくてもAはいつも可愛いよ
「それ笑いながら言うことじゃないんだよ」
ミンギュ:ん？
「じゃ、行ってきます。」
委員会の用事で17時に学校の前待ち合わせということになった。
あーーー連絡先何でまだ交換できてないの…
小走りで待ち合わせ場所まで行っていると
いつものリュックを背負ったホンくんの後ろ姿が見えた
…声をかけていいのだろうか
いや、同じ方向なんなら待ち合わせの相手なのに声をかけない方がおかしい？
ただ後ろをついて歩いてるだけの方が気持ち悪くないか？
でも名前呼んで聞こえてなかった場合どうすれば？
「…ほ、ホンくん」
少し張っているのに震えた情けない声で名前を呼んだ
『あ、Aさん』
一瞬にして不安をかき消すように彼が振り返った
ダメだ
私、ホンくんのこと好きすぎる
名前を呼ばれるなんて単純なことで
嬉しさがこみ上げてくるんだもん
『ごめんね、待たせて。行こうか、映画始まっちゃう』
「…うん」
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キキ - とても面白くて一気の読んじゃいました！続き楽しみにしてます^ ^ (2019年12月14日 17時) (
レス) id: b5b68b1f48 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - ホンくんの自分の気持ちに気づいた時の男らしい告白を楽しみに待ってます！でも、この2人の気持ちが重なるまでにある色々な出来事、それもまた楽しみです。ね、剛田ジョンハニ^_^更新を楽しみに待っています！頑張ってください^_^ (2019年11月25日 23時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
strawberry(プロフ) - いつも見てます！主人公ちゃんが中学校の時好きだった人で、btsのホソクさんはどうでしょう(o^^o)これからも更新頑張ってください！ (2019年11月23日 22時) (レス) id: b15d1f6763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やっこちゃん
| 作成日時：2019年11月5日 23時
